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赤ちゃんが仰向けで移動するときの対処法。やめさせて寝返りやハイハイの練習をすべき?

仰向けで寝ている赤ちゃん
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まだ仰向けで寝ているだけの赤ちゃん。ちょっと目を離したすきに、ちょっと移動していることがありませんか?

実は仰向けのまま移動していく赤ちゃんっているんです。

寝返りも首すわりもまだなのに、足の力だけでぐいぐい移動していく赤ちゃん。

とってもかわいいんですが、大丈夫なのか心配にもなりますよね。

実は私自身が背ばいをする赤ちゃんで、普通のハイハイはあまりしない子でした。子供たちはどうかなーと思ってみていたら、下の子は背ばいをしました!

子供が急に背ばいを始めてびっくりしているママの助けになればと思い、赤ちゃんが背中でハイハイをするときの問題点や対処法をまとめました。

赤ちゃんが背中でハイハイする背ばいとは

赤ちゃんが背中でハイハイするのを背ばいと言います。背面ずりばいとか背中ずりばいって表現する人もいますね。

仰向けのまま足を突っ張って、蹴り上げるようにして上へ上へと移動していきます。

移動するのではなく、その場でくるくる回ってしまう子もいます。どちらか片方の足の力が強いとそうなりがちですね。

普通のハイハイよりも視界が広いので楽しいらしく、一度できるようになると喜んで動き回るようになります。歩けるようになってもたまに背ばいして遊んでいる子もいますよ。

早い子だと2ヶ月くらいから移動を始め、思った以上に進んでいることもあります。気が付いたら部屋の端から端まで移動してしまっている子もいます。

足の力が付いてきた証拠ですが、ちょっと問題点もあります。

赤ちゃんが背ばいをしたときの対処法

赤ちゃんが背ばいをしたときの問題点は4つ。

  • 頭の後ろがはげる
  • 頭を壁に打ち付ける
  • いろんなものに手が届くようになる
  • オムツを替えるときにいなくなる

頭の後ろがはげる

背中でずるずる這うので、後頭部がこすれて髪の毛がちょっと薄くなります。はげちゃう子もいるんだとか。

髪の毛が薄くなった状態で床にこすりつけるので、後頭部はだんだん赤くなってきます。

それでも喜んで背中はいはいを続けるようであれば大丈夫です。

髪の毛は背ばいがおさまれば自然と生えてくるようになります。

あまりにもこすっているところが赤くて痛そうなら、

  • 床との摩擦をやわらげるカーペットやマットを敷く
  • 皮膚科で薬をもらってくる

などの対処をしましょう。

カーペットを敷く場合は、下に赤ちゃんが潜り込んで窒息したりしないよう気をつけてください。

頭を壁に打ち付ける

結構な勢いでガンっと打ち付けることもあるので注意が必要です!壁に近づくたびに安全な場所に戻してあげましょう。

問題は自分が目を離しているとき。トイレや洗濯物を干しているとき、家事をしているときなど、ちょっと離れる時間もありますよね。

壁にタオルなどでクッションをしておくのが一番ですが、もし何かの間違いで埋もれてしまったり、巻き付いてしまったりしたら怖いですよね。

目を離している間だけ、ハイローチェアなどベルトで動きを制限できるものに寝かしておくのがおすすめ。

ベビーベッドやベビーサークルに入れて置くのも手。ただ、動き回る赤ちゃんだと柵の間に足がはさまる可能性もあるので、柵の幅は要チェックです。

知里
知里
とりあえずは段差がないところ、危険なものがない場所に寝かしておけばよっぽど大丈夫だとは思います。

いろんなものに手が届くようになる

かなり移動距離がのびるので、気が付いたら部屋の端っこにいた、なんてことも増えてきます。

赤ちゃんの移動範囲が広がったことを意識して、誤飲や怪我の原因になりそうなものは置いておかないようにしましょう。

とくに上の子がいると細かいおもちゃも増えてきますし、年齢によってはえんぴつやはさみなどとがったものも使い始めますよね。

うちも上の子が散らかした落書き帳をかじって口の中に入れていたことがあります。口のはしっこを紙で切ってしまっていたことも……気をつけましょう!

オムツを替えるときにいなくなる

オムツ交換時に足でバタバタ蹴られて地味に痛いです。あといなくなります。

パンツタイプのおむつがかなり履かせやすくなります。

ただ、パンツタイプのオムツはちょっと値段が高いのであまり低月齢のうちからははかせたくないもの。できる限りはテープタイプで乗り切りたいものです。

お気に入りのおもちゃを持たせてひたすら気を引きましょう。目の前のものに夢中になっていれば、とりあえずは移動しません!

背ばいは発達障害や脳性麻痺と関係があるの?

ネットで検索すると「背ばいは発達障害や脳性麻痺と関係がある」みたいな記述が出てきてドキリとすることがあります。

が、背ばいだけで発達障害や脳性麻痺を判断することはできません。

とくに発達障害かどうかの判断基準っていろんな項目があって、何かひとつが当てはまるから絶対に発達障害ってことはないんですね。

しかも背ばいをしている時期は発達に個人差がかなりあります。

1歳半健診くらいまでは判断がつかないことがほとんどです。

ちょっと気になるようなら母子手帳にメモをしておいて、乳児健診で聞いてみましょう。ほかにも何か気になる点があるかどうか、健診時の様子や保健士さんとの受け答えで総合的に判断してもらえるはずです。

背ばいを始めたら寝返りやハイハイも近い?

背ばいができるくらい足の力があるので、首がすわって腰がしっかりしてくると寝返りも頻繁にし始めるかもしれません。

背ばいの子が寝返りをマスターすると、背ばい+寝返りころころでいろんなところに行けるようになりますから、ますます目が離せません!

もし周りがハイハイし始める頃になっても、背ばいだけで移動しているようだと、ちょっと腕の力がついてくるか心配になりますよね。「移動は背ばいだけど、つかまり立ちは好き」みたいな子はともかく。

それでも、急にできることが増えるのが赤ちゃんです。あまり心配しすぎることなく見守ってあげましょう。

ちょっと心配なら、少し寝返りの補助をしてあげたり、うつぶせの時間を長くしてあげるなどして仰向けの時間を減らしてあげてもいいですね。無理はしないように。

ちなみに背ばいをしていた私はあまりハイハイはしませんでしたが、つかまり立ちが早く、手の力は自然とついていたようです。息子は自然とハイハイするようになり、気が付いたらつかまり立ちしてましたよ。

背ばいは期間限定のかわいい行動のひとつ。急にやらなくなっちゃうことも。しかも、背ばいは全くやらない子もいます。

せっかくだから動画などでかわいい姿を残しておくといいですよ。

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