安全・防災対策

歯みがき中の喉突き事故を防ぐ! 曲がる歯ブラシを使ってみた。

子供が歯みがきをしているときに、ヒヤッとした経験ってありませんか?

走り回ったり、兄弟でじゃれていたりして転倒……怖いですよね。

「歯ブラシでのどを突いてしまった」という事故は増加していて、救急搬送のうえ、数日間の入院になることもあります。

でも、「歯ブラシをくわえたまま、ふざけないの!!」と言っても、なかなか大人しくしてくれません。

3歳くらいになると、言えばわかるようにはなりますが、やっぱりつい遊んでしまうこともあります。

幼稚園でお友達どうしでふざけることもあるでしょうし、家では下の子に突き飛ばされないか不安。

でも、のど突き防止の歯ブラシがあるのは2歳まで。

そこで、曲がる『クリニカKid’s ハブラシ』を使ってみました。

ぐにゃっと曲がる『クリニカKid’s ハブラシ』とは

『クリニカKid’s 歯ブラシ』は、ヘッド部分がぐにゃーっと曲がります。

とってもやわらかくって、

曲がるハブラシ 

180度曲がります。

180度曲がる

くにゃくにゃしているので、肝心の歯みがきはしづらそうな気がしてしまうのですが、そこもしっかり考えられています。

横には曲がるんですが、前後には曲がりません。ブラッシングで力がかかるのは前後ですもんね。

実際にどう動くのか、使ってみた人の感想は以下の動画が参考になります。

[youtube id=9-SYhWpP17I]

歯ブラシが曲がれば安全なのか

さて、この歯ブラシ、曲がるってだけで本当に安全なんでしょうか。

壁に当ててみました。ゆっくり当てると、そのまま突き刺さります。

勢いをつけてみたら……

曲がりました!

クリニカまがるはぶらし

商品説明によると、衝撃低減効果は普通の歯ブラシの95%。

たしかに当たったときの感触は普通の歯ブラシよりはソフトです。

ただ、曲がるといっても、それだけの衝撃を受ければ口の中のどこかは切れてしまいそうな気はします。

こんな形で喉に刺さったら痛いですよね。試しに口の中に突き刺してみましたが、痛いものは痛いです。喉だったら確実に痛い。

ちなみに長さは0~2才用が11cm、3~5才用が13cm。

外から合わせてみた感じ、喉の奥に刺さったときに口から数センチ出るかなっていう長さです。

一般的な幼児用の歯ブラシと同じ長さですので、ほかの歯ブラシで事故が起こっているということは、この長さでも場合によっては危ないということですね。

実際、製品の担当者さんも完璧ではないと言っています。

ライオンのオーラルケア事業部でクリニカKid’sを担当する横手弘宣ブランドマネジャーは、「曲がることで衝撃低減は図っているが、事故を完全に防げるわけではない」と話す。

東洋経済オンライン 2017年07月14日『ライオンの曲がる歯ブラシは救世主となるか

あくまで負担を軽減するだけ、ということですね。でも、曲がるだけでも普通の歯ブラシよりは安心でしょう。

仕上げ磨きは別の歯ブラシを使おう

クリニカKid’sハブラシの曲がるタイプは耐久性はあまりありません。

Amazonのレビューを見ていても、噛み癖がある子はとくに毛が抜けてきてしまうようです。

ただ、Kid’sハブラシは『歯をみがく』というよりは、『歯みがきの習慣化』が狙い。

仕上げ磨き用のハブラシも別で売っていますので、仕上げ磨きは専用のものを使ったほうがいいです。

くねくね曲がって磨きにくいですしね。

歯科衛生士さんに聞いたところ、やはり仕上げ磨き用のハブラシは、ヘッドの大きさや長さなどが仕上げ磨きしやすいようになっているそうです。

子供はすぐに歯ブラシを駄目にしてしまう、というのも理由の一つ。</p

歯ブラシは一ヶ月に一回交換するのがベスト。そのくらいになると毛が開いてくるからです。

毛が開いてしまうとブラッシング効果が薄れるので、交換をします。

でも、子供の歯ブラシはもっと早く開いてきます。

噛んでしまったり、力任せに磨いてしまったり、壁を磨いてくれていたり……すぐ駄目になります。

そのたびに交換していたら大変! だから、仕上げ磨き用は駄目にされないように別にします。

子供の歯ブラシは歯をみがくのが目的ではないから、毛が開いたからといってすぐに交換しなくてもいいのです。

衛生的なことを考えると、子ども用の歯ブラシも一ヶ月に一回は変えたほうがいいです。

うちの娘は噛み癖がないので、一ヶ月たってもあまり毛は開いていません。

使用前後

でも、歯ブラシの根本が汚れているのがわかりますね。

使用前後2

ついついそのまま子供の持っていた歯ブラシで磨きがちですが、仕上げ磨き用の歯ブラシを持つようにしましょう。

親が見ている前提で予防策として購入はあり

口にくわえるものである限り、100%安全なものではありません。

道具に頼るのではなく、道具が変わっても対応できるようにするのが基本です。

  • 親がしっかりとそばで見守っていること
  • ものをくわえているときは歩かせないこと

やはりこれを徹底するしかないでしょう。

とくに、ものをくわえているときに歩かない、ふざけないというのは歯みがき以外でも大事なことです。

幼児期にしっかりと教えておけば、ものをくわえている状態がいかに危険が伝わります。

一度ではわかってもらえません。くり返し何度も教え込むようにしましょう。

[st-kaiwa1]「歯磨きするときは座る! 娘はここ、息子はこっちだ!!」[/st-kaiwa1]

わが家では、私を挟んで左右に子供たちを座らせて歯みがきするようにしています。子供にもわかりやすい習慣づけ、ポジションづけがポイント。

そのうえで、より安全なものを私は選びたい。親の目もまた完璧ではないですから。

歯みがきでの事故を防ぐために、ぜひ使ってみてください。

ABOUT ME
葉桜 ふみ
5歳娘、3歳息子のママ。静岡県の西のほうに住んでます。 元塾講師(小中学生中心 / 全教科担当 / 9年) 自分の体験をもとにした妊娠・出産・子育て情報を発信しています。