2歳の娘が手足口病にかかって4日。感染を広げるわけにはいかないので娘と息子と3人で毎日引きこもっています。
でも、気になるのは家の中での感染。とくに息子はまだ生後5ヶ月。うつったらどうしようと気が気でありません。
下の子にうつらないためにやった方がいいことを先輩ママから聞いたのでまとめました。結果、うつらないで済みましたよ!
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潜伏期間~発症から2週間がうつりやすい
手足口病には潜伏期間があります。潜伏期間は2~5日。兄弟だとこの期間にすでにうつってしまっていることが多いそうです。なんという。
でも、娘はすでに発症から4日たっていて、下の子に症状は出ていないので、とりあえず潜伏期間に感染はしていないようです。

発症してからは、発疹を触るともちろんうつりますし、2週間は唾液、1ヶ月は便にウィルスが含まれます。下の子が娘の便を触る可能性は低いので、唾液でうつる2週間以内が危ないということですね。
ちなみに、一番感染力が高いのは発症から1週間、とくに発疹が爆発的に増えていく3日~4日だそうです。
なるべく長めの袖、長めの丈の服で靴下必須
娘の場合は、手の指に発疹がたくさんあって、腕には数える程度、あとは足の裏にぽつり。でも、念のため長いレギンスを履かせて、トップスもなるべく袖が長めのものをチョイス。
いろいろなところを走り回り、息子の布団の上でもドタバタするので靴下は必ず履かせています。夜寝る時も靴下。お風呂の時以外はずっと靴下を履いています。
友だちの家ではレッグウォーマーやアームウォーマーを使ったと言っていました。やっぱり発疹が出ているところは徹底的に隠すのがいいようです。
お風呂は別々に入る
パパが帰ってくるのが遅いので、普段、娘と息子を一人でお風呂に入れている私。別々に入れろと言われても困ってしまいます。
でも、お風呂は裸なので一番感染しやすいところ。一緒に入れてしまっては、もっと困ったことになってしまいます。がんばって別々に入れることにしました。
娘にアンパンマンのDVDを見せて、危ない物が出ていないか部屋の中をくまなくチェックして、息子と先にお風呂へ。お風呂のドアは念のため開けておきます。
息子の服を着せて、目の届くところへ寝かせておき、娘をお風呂へ。まだパパが入るので娘は湯船には入れません。シャワーで体を洗い流すだけです。発疹がじゅくじゅくしていないので、石けんも使って洗っています。
洗いながら全身の様子をチェック。昨日より増えているところ、よくなっているところを確認します。洗い終わったらもちろん自分の手をもう一度きちんと洗います。
出る時には足ふきマットを使うとパパにうつってしまうので、バスタオルで拭き拭き。脱衣所に出てくる前に靴下を履かせてしまいます。蒸れてかわいそうですが仕方がありません。
お風呂場の床をさっと洗って、あとから入るパパにウィルスがうつらないように注意します。
タオルやコップは感染者専用のものを用意
手足口病の感染予防には手洗いうがいが効果的。でも、手洗いをして娘と同じタオルで手を拭いたら意味がありません。
娘にだけは家族と別のタオルを使わせます。「ミッキーの青いタオルは娘のだからね」と、娘にもパパにも説明。もちろん、娘がしっかりわかっているわけではありませんが、なんとなく別のタオルに触れなくなりました。
コップも専用のものを使うようにして、使い終わったらきれいに洗いましょう。不安な場合はアルコール消毒までしますが、洗剤で洗ってよく乾かせば大丈夫だと思います。
感染者も含めみんなで手洗いうがいを徹底

帰宅時、料理をする前、何かを食べる前は必ず手洗いをしているわが家。
それでも、夫はちょっと甘い時があるし、娘はどうしても手洗いをさせる前に口に何か入れてしまうことがあります。それを阻止。必ず手を洗わせます。
習慣化することで、これからほかの病気の感染も防ぐことができるかもしれませんからね。
感染者のおむつ交換は慎重に
発症後1ヶ月も便の中にウィルスがいるので、ママがおむつ替えのときに油断しているとうつします。
便のついたおむつはすぐに丸めて、ビニール袋に入れて密封。おむつ替えの後には必ず手を洗いましょう。
子どもが何人かいると、おむつ替えはまとめて行うこともあると思います。私も娘と息子、どちらかのおむつを交換したら、ついでにもう一人も……となります。
その際、いちいち手を洗うのは面倒ですが、しっかり手を洗うようにしましょう。そのままの手でおむつを替えると、もう一人にうつしてしまいます!
感染者の食べ残しは食べない

いつも娘が残したものはもったいないからと食べていた私ですが、さすがにいまはやめています。
よく「はい、どうぞ」と娘が口に持ってきてくれるのですが、「ごめんよ、いまは食べられない!!」と言って拒否するようにしています。
感染者のよだれがついたところはすぐに拭いて除菌
完全には無理ですが、できる限りよだれを拭いて除菌をしています。
息子が背中ズリ這いを始めてリビングを縦横無尽に動き回り、そこらじゅうのものを口に入れるようになったので、怖くて。いろいろなところをぺたぺたと触ってしまうので、それも気になっているのですが、もうそこは無理。
発疹に直接触れるよりも、唾液や鼻水からの感染する確率の方が高いので、とにかく唾液からの感染を防ぐことにしました。
娘は泣くと顔から出るもの全部だらだら出して床に突っ伏して泣くので、なるべく泣かせないようにもしました。
でも、引きこもっているせいか、体調がやはり少し悪いところがあるのか、私の姿が見えなくなると泣き出してしまいます。今日も洗濯物を干している間に階段下で涙と鼻水とよだれの水たまりを作っていました。
すぐに拭いてアルコール除菌。本当はここまではしなくてもいいと思うのですが、念のため。
下の子が低月齢であればあるほど念入りに
普段の私ならここまではしないです。どうしても下の子が5ヶ月という低月齢、まだ病気にかかったことがないので心配で。免疫もそろそろ切れてくる頃だし。
娘は幸い熱も出なかったし、発疹もたいしたことがなく、口内炎もできていないですが、息子も同じ症状とは限りません。もしかしたら熱が出てしまうかも。口内炎ができておっぱいが飲めなくなってしまうかも。
小さい体でそんな状態になるのを見るのはつらいです。
手足口病・ヘルパンギーナ・プール熱は子どもなら一度はかかる病気みたいなので、「絶対にうつらないぞ!!」と意気込んでも仕方のないことなのかもしれません。でも、うつるのいまじゃなくてもいい。いまは嫌なんです!!
今回はなんとか下の子に感染せずに乗り切ることができました。手足口病だけではなく、ほかの感染症でも活かせる方法ですので、参考にしてみてください。