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どんぐりの虫の殺し方。レンジでチンは危険!ゆでるか冷凍する簡単な処理方法をご紹介。

どんぐり
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秋になると子供がよく拾ってくるどんぐり。

放っておくと虫が出てくるってご存知ですか?

コロコロかわいいどんぐりからモゾモゾとはいでてくる虫。想像しただけで怖くなっちゃいますね。

この虫はどんぐりを適切に処理すれば殺すことができます。

子供がどんぐりを拾ってきたらやっておきたい対策をまとめました。

どんぐりは水に入れて浮かんだら虫がいる

どんぐりを水に入れて浮かんできたものには虫がいます。

浮かんでくるということは軽いということ。

虫が中身を食べてしまっている可能性が高いのです。

虫は穴を開けて中から出てきます。

軽いのに穴が空いていないということは、まだお食事の最中で虫が中にいるということです……

水に入れて確認しながら

  • 汚い
  • すでに穴が空いている
  • ヒビが入っている
  • 芽が出ている

ものがあったら捨てちゃいます。

ただ工作の本を見ると、穴あきやヒビ入りのものも模様としてうまく使えるようです。

子供が気に入っているようだったら取っておいてもいいかもしれませんね。

どんぐりの虫を殺す方法4つ

大きく分けて4種類あります。

  • ゆでる
  • 冷凍する
  • 塩水につける
  • レンジでチンする【ちょっと危険】

一番多いのはゆでる方法。煮沸消毒にもなりますね。

冷凍するのが一番お気軽でいいと周りでは評判です。

具体的にやり方をご紹介しますね。

どんぐりをゆでる方法

  1. 鍋にかけて煮込む
  2. 水を切って新聞紙の上へ置く
  3. 風通しのいい場所で乾かす

鍋にかけて煮込む

どんぐりの2~3倍くらいの量の水とどんぐりを鍋に入れて火にかけ、沸騰してから5分~10分くらい煮込みます。

料理用の鍋で煮込むのは嫌なので、100均などで小鍋を買ってくるといいですね。

私はコンロにかけられる鍋焼きうどんのアルミ鍋を再利用しました!

長く煮込みすぎると実がふくらんで皮が割れてしまいます。

ときどき様子を見て、小さいものなら加減したほうがいいですね。

水を切って新聞紙の上へ置く

煮込んだ後は、しっかり水を切って新聞紙の上へ。

どんぐりがかなり熱くなっているので気をつけてください。

急に冷やすと割れちゃうので、慌てて冷水につけないようにしましょう。

風通しのいいところで乾かす

新聞紙にのせたどんぐりは、日の当たらない風通しのいい場所で乾かします。

中まできちんと乾かしておかないとカビが生えることもあります。

茹でた野菜は放っておけばカビが生えますよね。それと一緒です。2~3日は乾燥させるようにしましょう。

最初から直射日光に当てると割れてしまうかもしれないので注意が必要ですが、最後の1日くらいは天日干しすると完璧に乾きます。

お湯で煮込むと油分が出てきて、表面がツヤツヤしますよ!

どんぐりを冷凍する方法

ジップロックなど密閉できる袋に入れて、冷凍庫で1週間ほど凍らせておきます。

冷凍した後は、煮込む場合と同じようにきちんと乾かします。

1週間冷凍庫したどんぐり

冷凍どんぐり

冷凍庫に入れておいても、そんなに霜はつきませんが、念のため乾かしたいですね。

どんぐりを塩水につける

塩をふりかけて、水を入れて、1日置いておきます。

卵も虫もやっつけてくれるんですが、問題は中の虫が這い出てきて力尽きること。

1日たって見てみると、死んだ虫がぷかぷか……ちょっと見た目につらい方法ですね

水だけだと虫が逃亡してしまうこともあるそうなので塩は確実に入れましょう。

どんぐりをレンジでチンする【ちょっと危険】

とってもお手軽な方法ですが長くやりすぎるとはぜます

温めているときではなく、出した瞬間に爆発したという話も聞きます。

だいたい20秒くらいで様子を見ながら温めたほうがよさそうです。

処理したどんぐりの活用方法

処理したどんぐりはせっかくだから工作に使ってみましょう。

ニスを塗ってあげるとツヤッツヤになってよいですね。ニスは100均でも売っています。

ちなみに煮沸済みどんぐりはメルカリなどでも売れるそうですよ!

メルカリどんぐり

どんぐりの中の虫って何なの?

ところで、どんぐりから出てくる虫って何者なんでしょう? 正体を知っていたほうが恐怖が薄れるかもしれません。ということで調べてみました。

  • ゾウムシ
  • ハイイロチョッキリ
  • キクイムシ

虫たちはどんぐりの実がまだ青くてやわらかいうちに、中に卵を産み付けます。

卵からかえった幼虫は、どんぐりの実を食べて大きくなります。どんぐりの実が地面に落ちると、穴を開けて中から出てきて、土へもぐっていくのです。

ちなみにハイイロチョッキリは卵を産み付けたら、枝ごと実を地面に落としてしまいます。

実が落ちるまで待てないなんてせっかちですが、確実に地面にたどり着けるようにという工夫です。生きるって大変……。

キクイムシは成虫になってもどんぐりの中にいて、そのまま冬を越すそうです。

どんぐりは虫たちの食べ物でもあり、家でもあるんですね。

まとめ:どんぐりを拾ってきたら放置しないこと!

かわいらしいどんぐりですが、放っておくと大変なことになります。

どんぐり一個に入っている幼虫の数は一匹ではなく、中には10匹以上入っていることもあるんです。外からは入っているかどうかはわかりません。

子供がどんぐりを拾ってきたら、必ず煮沸か冷凍をして虫をやっつけてください。

殺すなんてかわいそうだなぁと感じたら、お外でポイしてきましょうね。

子供がどんぐりを拾ってきたら、まずは家に持ち込むか持ち込まないか決めるのも大事です。

私はできればお外でバイバイしてきてもらう派です

本当に毎日持って帰ってきますし、家で工作をすることもあまりないので……。

  • 「どんぐりさんのおうちのそばに置いておこうね」と元の場所に戻す
  • 「お外へポイしよう!!」と言って玄関先で捨てさせる

といった対策をしています。

たまにポケットに大量に入っていたりするので洗濯するときには気をつけてくださいね!