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幼稚園であったことを話さない子と話す子の違い。様子を知りたいときの対処法とは。

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わが家では夜寝る前に、娘と今日あったこと、明日したいことを話す時間を設けています。

うちの娘は幼稚園であったことをたくさん話すタイプで、幼稚園からの帰り道でも「今日は滑り台で遊んだよ~」と教えてくれます。けれど、まったく幼稚園のことをお話しない子もいるそうです。

楽しく過ごしているんだろうか? 何か嫌なことがあって話したくないのだろうか?

ママとしては、とっても気になりますよね。

話す子と話さない子の違いとは何なのでしょう。幼稚園の様子を知りたいと思ったらどうしたらいいのでしょうか。

言葉、記憶の発達による

幼稚園児は人によって発達の差がかなり開きやすい時期です。

年少さんでもめちゃくちゃ流暢にしゃべる子もいれば、まったくしゃべらない子もいます。

語彙力もないので、今日のできごとをうまく言葉にできません。

記憶の整理に関しても発達段階。

今日あったことを記憶の引き出しにポコポコしまっていくのですが、整理整頓ができていないので、パカっと開けた引き出しの内容をそのまま話します。

日にちの区別はついていないことが多いです。空想と現実がごっちゃになっていることもあります。

「今日の話をしていると思ったら、一週間前のことだった」

「〇〇ちゃんと遊んだと言っているけれど、〇〇ちゃんに聞いたら遊んでないと言っている」

なんてこともよくあります。

性格によっても違いが出ます。

うちの娘はもともとかなりおしゃべりで、気がつくとずっとしゃべっているような子。

もともと報告癖というか、何かあると私に話すタイプです。幼稚園のことも当然話すだろうなぁという感じです。

幼稚園の話をする必要性を感じていない

ただ、普段はおしゃべりなのに幼稚園のことだけは話さないという子もいます。

だからといって幼稚園で嫌な思いをしているわけではありません。話をしたいと思えるほどの感動がなかったわけでもありません。

家は家、幼稚園は幼稚園とはっきりした線が引けているのではないでしょうか。

大人でもそんな場合があります。

旦那さんはお仕事の話を家でしますか?

同じ会社に勤めていて共通の話題があるとかでないなら、あまりしないと思います。

ドラマなんかではよく話している場面がありますけどね。うちの夫は「会社のことを家で話す必要性が感じられない」と言います。私の父親も家で仕事の話はあまりしませんでしたね。

子どももそうなのかも。

幼稚園は幼稚園、家は家だから、別に幼稚園の話をママにする必要は感じられていないのかもしれません。

あと、ママと自分の境界線がまだあいまいな子もいますね。

いつもママはそばにいてくれて、自分のことを見てくれていた存在です。

「ママがいない間に起きたことはママは知らない。だから話して教えてあげる」という意識がまだないんですね。

うちの娘もこういった境界線がはっきりしてきたのは、幼稚園に通い始めて少し経った頃です。

「ママも見てたでしょ」「いや、知らない」って感じです。

幼稚園で疲れている

単純に帰宅後は疲れてしまっているだけという子もいます。

とくに年少さんの4月5月は慣れない環境や活動量の増加によって、子どもはかなり疲れています。いつもと同じように見えても。

大人だって疲れているときに「今日は何があったの?」なんて聞かれると「いいから、ちょっと休ませてくれよ」と思いますよね。子どもだって同じです。

お風呂や寝る前に少し聞いてあげると案外すらすらと話してくれる子もいるようですよ。

気になるなら先生に聞いてみよう

娘はいろいろなことを話してくれますが、まだちょっと言葉が伝わりづらいので、何を言っているのか意味不明なことがあります。

そういったときには、「娘が昨日こんなことを言っていたのですが、どういう感じなんですかね?」と先生に聞いてしまいます。

幼稚園の先生は子どもひとりひとりを見てくれていますから、幼稚園での様子を教えてくれます。

気になる点があるのなら伝えておくと、重点的にそこを見てもらえると思います。

楽しく通えているならそれでよし

幼稚園のことを話してくれなくても、楽しく通えているならそれでよし。いつか急に話してくれる日がくるかもしれません。

通園が楽しいのか判断がつかない場合、確認してみるポイントは3つです。

  • 幼稚園に行く前に異常にぐずって、行きたくない素振りを見せることがある
  • 幼稚園に行っている間、ずっと泣いている
  • 迎えに行った時の顔が暗い

こういった様子だと、もしかしたら幼稚園へ行くことがストレスになっているかもしれません。

でも、そうではなく、幼稚園に行こうとする意志が見られ、幼稚園でしっかり遊べているのなら、楽しく通えているはずです。

育児は”待つ”のが基本です。

ママの方がガンガン「どうだった?」と聞くよりは、子どもが自分で話をしてくれるのを待ってあげましょう。

「どうだった?」という曖昧な聞き方は子どもが何を答えればいいのか理解できません。

「今日は滑り台で遊んだの?」「今日は楽しかった?」のように、まずはイエスかノーかで答えられる質問をしてあげましょう。

話したいことがあれば、「うん、あのね……」と続きが出てくることも。

続きが出てきたらまたじっと話し終わるのを待ってあげてください。

あいづちを打つ場合も、オウム返しにしてあげるといいです。

大人側からまた別の質問をしたり、別の単語を相づちにはさんだりすると、子どもは混乱してうまく話せなくなります。ゆっくり話を聞いてあげられるといいですね。

ABOUT ME
葉桜 ふみ
5歳娘、3歳息子のママ。静岡県の西のほうに住んでます。 元塾講師(小中学生中心 / 全教科担当 / 9年) 自分の体験をもとにした妊娠・出産・子育て情報を発信しています。
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