『こどもちゃれんじぽけっと』と『こどもちゃれんじEnglish』どちらを受講するか。
子どもが2歳を過ぎ『ぽけっと』に進級する頃、DMでガンガン届くようになるのが『こどもちゃれんじEnglish』。ママ友と話題になることもあります。
ベネッセのDMではよく「『こどもちゃれんじぽけっと』と併用できます!」「会員特別価格あります!」と併用のメリットをあげてくれているのですが、実際のニーズは「どちらか一方を受講したい」なのです。
実際に料金や教材がどう違うのか、比較をしてみました。
2016.7.17 『こどもちゃれんじぽけっとEnglish』を実際に使ったので追記しました
受講料金を比較してみた
こどもちゃれんじは『ぽけっと』も『English』も1年まとめて一括払いをすると少し安くなります。
『こどもちゃれんじぽけっと』の受講費は月々税込2,036円。一年まとめて払うと月々税込1,697円。
『こどもちゃれんじEnglish』は一回税込3,960円。二ヶ月に一回届くので、月々だと1,980円。一括払いを選択すると1回あたりが3,571円になるので、月々1786円。
一年まとめて払うと『こどもちゃれんじぽけっと』の方が年間で1,062円安くなります。
さらに『こどもちゃれんじぽけっと』と『こどもちゃれんじEnglish』を併用すると、『こどもちゃれんじEnglish』の受講費が安くなります。
併用した場合の『こどもちゃれんじEnglish』は一回3,204円、月々1,602円。一括払いだと2,880円、月々1,440円です。
かなり割安になった感じがしますが、併用しているということを忘れてはいけません。『こどもちゃれんじぽけっと』と両方払うとなると、月々3,638円。一括払いだと3,137円です。
『こどもちゃれんじEnglish』12回分一括払いの注意点
『こどもちゃれんじEnglish』は12回分一括払い(2年分)というのも選択できます。一回あたりの割引は変わりませんが、専用の教材収納ボックスが付いてきます。
『こどもちゃれんじEnglish』は3月~1月で一年分です。3月開講号から開始した場合は、『ぽけっとEnglish』3月~1月号『ほっぷEnglish』3月~1月号を受講することになります。『ぽけっとEnglish』『ほっぷEnglish』は受講料が変わらないので一回は3,571円です。
でも、途中から開始した場合は途中で『すてっぷEnglish』に切り替わることになります。『すてっぷEnglish』は受講費用が一回4,104円と533円高くなります。
3月開講号からスタートして12回分一括払いした時は3,571円×12回=42,852円。
5月からスタートした場合は『こどもちゃれんじぽけっとEnglish』5月~1月の5回分、『こどもちゃれんじほっぷEnglish』3月~1月6回分、『こどもちゃれんじすてっぷEnglish』3月1回分がかかるので、3,571円×11回+4,104円=43,385円です。
いつスタートするかによって支払う金額が変わってくるので注意が必要です。
エデュトイなどの教材を比較してみた
※Englishは3月~1月号で1年分のため、来年度3月号は未定。今年は「トーキーボード」。
→2016年7月に届いたお知らせによると、来年度も「トーキーボード」のようです。(2016.7.17追記)
『こどもちゃれんじぽけっと』の方は8月号以降は『音声タッチペン「はてなんだくん」』の付属エデュトイが続きます。エデュトイらしいエデュトイは12月号のレジセットくらいで、ほかは「はてなんだくん」用の絵本や工作セットのようです。
とにかく日本語の語彙を増やすことに全力を注いだ感じのラインナップ。
実は、わが家が悩んでいるのはここなんです。うちには似たようなおもちゃがあるんです。
「はてなんだくん」がくるというのは知っていたのですが、英語力アップのために買ってしまったのでした。まさか今年度から「はてなんだくん」で英語学習できるようになるとは……。
これがあれば「はてなんだくん」いらないんじゃない? と思っているのです。
一方『こどもちゃれんじEnglish』は7月号と9月号、11月号と1月号は2号連続利用のエデュトイ。ピースや部品を追加して別の遊びができるパターンです。だから一年でそこまでおもちゃの量は増えたようには見えないのではないかなという印象。
歌っておしゃべりする車やしまじろう、パズル、バス、タブレット、おかいものごっこと子どもの大好きなおもちゃばかりなので、やりたがる子どもは多いでしょう。
2ヶ月に1回の教材なので2ヶ月間飽きがこないように教材自体が面白いし、いろいろな遊び方ができるように工夫されています。
エデュトイだけ見ると、『こどもちゃれんじEnglish』の方がバラエティ豊かで楽しそう。
受講することで身につく力と受講メリットとは
そもそも『こどもちゃれんじぽけっと』と『こどもちゃれんじEnglish』ではコンセプトが違います。
『こどもちゃれんじぽけっと』は言葉、考える力・数、社会性・ルール、生活習慣、表現する力を身に付ける教材です。今年度からは加えて英語も少しだけ力を入れています。
それに対して『こどもちゃれんじEnglish』は歌やダンス、身近な生活や遊びの中で英語を聞く力、発音の土台作りをするものです。英語に親しむのが目的。
自分の子どもにはまず、何が必要なのかを十分に考える必要があります。
『こどもちゃれんじぽけっと』で身につく力と受講メリット
『こどもちゃれんじぽけっと』を受講している人は社会性・ルールや生活習慣を身につけたいと思っている人が多いです。自分の子ができるようになっていれば、『こどもちゃれんじぽけっと』を受講する必要はありません。
すでに自分で手をつないだり、着替えたり、お手伝いしたりできている子、親がこれから自分で教え込むことができそうな人は受講しなくてもいいんです。
言葉は生活していれば自然と覚えていきます。家庭によって使う言葉に偏りが出てくるのが問題点ではありますが。
考える力・数、表現する力もほかの教材でも覚えさせようとすればできます。くもんなどでも2歳からワークが出ています。
それをふまえた『こどもちゃれんじぽけっと』の受講メリットは、
- 社会性・ルールや生活習慣をDVDや絵本で簡単に教え込むことができる。
- 家庭による言葉の偏りをなくし、いろいろな言葉を学ぶことができる。
- 年齢に応じたワークを届けてもらえるので、自分で教材を選ぶ手間が省ける。
といったところでしょうか。
エデュトイ含め、『こどもちゃれんじぽけっと』で学べることをほかの教材で網羅しようとすると、月々1,697円は超えてくるでしょう。DVDや絵本、ワークがそれぞれ800円くらいはしますからね。
レンタルショップや図書館をうまく利用できればいいんですが、どれをどう使っていけばいいのか迷ってしまいますよね。やはりその点がこどもちゃれんじはよくできていると思います。
『こどもちゃれんじEnglish』で身につく力と受講メリット
なんとなく英語楽しい!!っていう気持ちが身に付きます。
しっかりとした英語力をつけるには若干レベルは低め。正直、英語に親しむってレベル。
身近なものを英語で言えるようになるし、なじみの深い歌にのせて踊りや手遊びで英語と触れ合えるので、「英語楽しい!!」と思わせるには最適です。
同じ単語やフレーズを繰り返し耳に入れる工夫がしてあるので、自然と出てきた単語やフレーズを覚えることはできるでしょう。何度も英語を耳にすることで英語耳を作る土台もできます。
むしろ、『ぽけっと』世代なら『こどもちゃれんじEnglish』くらいで英語に親しんでもいいかもしれません。3~4歳以上になるともっと文法的なことを教えたり、アウトプットする機会を与えたりしたくなるので、物足りなくなるでしょう。
この辺は、2~3歳でどのくらい英語教育をしたいか、ご家庭の教育方針によります。
ただ毎日英語を20分でもいいから聴かせる時間を作りたい、とりあえず英語に親しみたいというのであれば、別にしまじろうである必要はありません。
Eテレの「えいごであそぼ」を朝夕見れば合計20分。足りなければ録画したり、DVD借りてきたりしてもいいです。「えいごであそぼ」も十分、子どもの興味はひきますし、身近な英語を学ぶことができます。
『こどもちゃれんじEnglish』を受講する場合は、DVDやエデュトイを飽きずに使いこなせるかどうかがポイント。
教材が届くのが2か月に1回なので、ここをクリアできるかどうかは親の工夫が必要です。
ベネッセのキャラクターが好きかどうか、通常と併用する場合はそちらとのバランスをどう取っていくかも問題になってきます。
それを踏まえて『こどもちゃれんじぽけっとEnglish』の受講メリットは、
- 早いうちから英語好きにさせたい
- 英語教育をしたいけど初めのうちは安価に済ませたい
ってところ。とくにしまじろうの言うことなら聞くよ、という子にはおすすめです。
『こどもちゃれんじぽけっと』だけの特典
こどもちゃれんじの通常コースでは年に一回、「おたんじょうび記念号」が届きます。
『こどもちゃれんじぽけっと』では「3さいに なる ほん」「3さいの フォトブック(1冊引換券)」「しまじろうからの おたんじょうびパーティー(WEBサービス)」がもらえます。
フォトブックはFUJI FILMのフォトブックで、一番安い16pのものですが、普通に頼むと税込1,419円するものを無料で作ることができます。
まとめ
全体的な印象から言うと、私は2歳児には『こどもちゃれんじぽけっと』受講がおすすめ。まずは日本語の語彙や社会性・ルール、生活習慣を学ばせるのが先決かと。
費用対効果を考えても、より安価な『こどもちゃれんじぽけっと』の方が身につく力は多いです。フォトブックが無料で作れるのもメリット。
『こどもちゃれんじぽけっとEnglish』もバランスのいい教材ではありますが、『こどもちゃれんじぽけっと』に比べ他で代用できる部分が多いと感じました。
『こどもちゃれんじぽけっと』が向いている家庭
- まずは日本語の語彙、社会性やルール、生活習慣を身につけたい
- 年齢に応じた知育教材を効率よく手に入れたい
『こどもちゃれんじぽけっとEnglish』が向いている家庭
- 『こどもちゃれんじぽけっと』で身につく力がすでについている
- 「えいごであそぼ」など、ほかの英語メディアに興味を示さないけど、しまじろうは好き
これはあくまで『こどもちゃれんじぽけっと』『こどもちゃれんじぽけっとEnglish』どちらか一方を受講しようとした場合。両方受講できるのであれば、それはそれでありだとは思います。
迷ってしまった場合は、二回受講でやめることもできるので(一回のみの受講はできません)、必要なところだけを受講してみてもいいかもしれません。
■『こどもちゃれんじEnglish』7月号トライアルキャンペーン■
8月1日(月)までに受講申し込みをすると、7月号のみを受講できる「1号トライアルキャンペーン」実施中。
通常は2号取らなければならないので、お試ししてみたい場合はチャンスです。
電話で退会手続きをしないと継続受講になってしまうのでご注意を。
■『こどもちゃれんじEnglish』バックナンバーキャンペーン■
5月31日までに電話で「3月開講号から」と言えば、3月開講号から受講することができます。「Beepy the Car」をもらうならこれがラストチャンス。
先着500名限定らしいので、迷っている場合はお早めに。電話番号は「0120-426-815」です。普通にHPから申し込みをしてしまうと5月号からのスタートになってしまうので気を付けてください。
ちなみに「Sing & Talk しまじろう」も5月号まででもらえなくなってしまいます。もしほしい場合は6月20日までに申し込みを。
「こどもちゃれんじ」の公式サイトはこちら↓
しまじろうと一緒に豊かな体験を<こどもちゃれんじ>毎月『こどもちゃれんじぽけっと』体験レポートを書いています。最新号はこちら
[blogcard url=”https://mino-link.com/kodomochallengepocket7″]
『こどもちゃれんじぽけっとEnglish』7月号の体験レポートはこちら
[blogcard url=”https://mino-link.com/kodomochallengepocketenglish7″]