寝る前、むすめとのひと時は仕事で疲れて帰ってきたパパにとって至福の時。
でも、それが地獄に変わる出来事が。
無邪気なむすめの飛び込みが旦那の股関にヒット!!!
もだえる旦那。笑い転げるむすめ。授乳中の私。必死におっぱいを飲むむすこ。
旦那がしぼりだすように言った一言。
「こ、腰を、腰を叩いてくれ……」
なんで?
女の私にはなぜ股関が痛いのに腰を叩くのかわかりません。よくぴょんぴょん飛んでいる人がいますが、あれもわかりません。痛い時にそんなに振動加えたら余計痛いやろ……と思っていました。
股関を強打した時に起こっていること
男の子の股関には、おちんちんとたまたまがついています。
股関に強い刺激を受けたとき、たまたまは一時的に上の方に避難するそうです。まずそれが痛い。
そもそも、たまたまは内臓です。胎児のころには体内にあり、だんだん下がってきて、袋に入ります。たまたまを包んでいる膜は腹膜と呼ばれ、おなかの中までずっとつながっています。だからたまたまを打つと、おなかまで痛くなってきます。
たまたまは腹膜以外の膜にもつつまれていて、その膜は痛みを感じる神経が集中しているので、すさまじい痛みを感じるそうです。
腎臓あたりにずーんっと痛みが走るらしいので、女の人の生理痛に近い感じなのかな。もんどり打つくらいの生理痛が瞬間的に訪れて、そのあと「薬をください」ってレベルの重い生理痛がしばらく続くような。
股関を強打した時の対処法
よく見る方法しかやはりありませんでした。しかも割と気休めに近いようで、結局は痛みにじっと耐えるしかないようです。
ぴょんぴょん飛ぶ
上がってしまったたまたまを下げるため。
腰を叩く
上がってしまったたまたまを下げることと、おなかが痛くなっているのでそれをやわらげる効果がある。
病院へは連れていくべき?
股関を強打した時に怖いのは、たまたまが破裂、つぶれてしまうことです。ちょっと蹴られたくらいで破裂するようなものではありませんが、スポーツやケンカ、事故などで破裂してしまうこともあります。
つぶれてしまっているかどうかは素人では判断がつきません。触ると痛がってわからないこともあるでしょう。
体の中の方にまでたまたまが上がってしまっていて、「たまたまがない!! 破裂してしまった!!」と思うこともあるかもしれません。
たまたまが上がったままというのも問題があります。たまたまは中で精子を作っています。精子は熱に弱く、体温程度の熱でも死んでしまいます。だからたまたまは外にあるんですね。まれに上がったままになってしまう人がいて、手術する人もいるようです。
ありえないくらい痛がっている、打ったところが腫れてきた、という場合は病院へ行った方がいいでしょう。
まとめ
必死に調べていたら、旦那に「そんなことまで調べるな」「ママは本当になんでも調べるねー、困っちゃうねー」と呆れられました。
別に、うちに男が旦那しかいなかったら興味本位で終わっていたでしょう。でも、いまやうちにはかわいいむすこがいるのです!
むすこが股関を打って痛がって泣いている時にどうしてあげればいいのか。女の私にはわからないんですから。
ただ、たしかに股関やたまたまって連呼するのは、いくらブログといえど恥ずかしいです……。