エルゴは持っているけれどインサートがない!
気に入って買った抱っこ紐は首がすわるまで使えなかった!
そんな人って意外と多いです。
それでも一人目のときなら、なんとかなるんですよね。
問題は二人目が生まれてから。上の子と一緒に出かけるには下の子に抱っこ紐は必須です。
いまさらエルゴを買うわけにもいかないし、首がすわるまでのつなぎとして安く抱っこ紐が買いたい!!
探し回った結果、ベビービョルン(baby bjorn)の『ベビーキャリアオリジナル』が一番よかったです。
この記事ではベビービョルン『ベビーキャリアオリジナル』を使ってみて感じたことをお伝えします。
ベビービョルン『ベビーキャリアオリジナル』のよさ
新生児から縦抱き抱っこができる
最大の特徴は、新生児から縦抱きができること。
二人目育児では両手が空いていないと不便なんですよ。走りまわる上の子を追いかたり、手をつないだりしないといけないですからね。
縦抱きの抱っこ紐はマストアイテム!
ヘッドサポートがしっかりしているので、新生児のぐにょんぐにょんした首もしっかりと支えてくれます。
つくりが頑丈ですし、落下を防ぐためにいろいろと工夫がされていて安心です。
コスパがとてもいい
そして何より安い。
2018年5月5日現在、Amazonなら7,000円くらいで購入できます。
エルゴのインサートは4,000~5,000円なので、インサートよりは高いです。
でも、エルゴを持っているママでも、首座り後の洗い替え用に抱っこ紐を2つ持っておくのもいいと思います。その場合、このくらいの値段なら許容かと。
しかもこの抱っこ紐、買取ショップでは1,500円くらいの値がつきます。
首すわり前までしか使わなければ美品で売ることができるので高価買取でいけるでしょう。洗い替え用にしばらく持っておくとしてもメイン使いではないので、そこまで汚れずに済むと思います。
実質、7,000 – 1,500 = 5,500円で抱っこ紐ゲットです。
check!『ベビービョルンベビーキャリアオリジナル』をオンライン買取ショップで査定してもらいました。
ベビービョルン『ベビーキャリアオリジナル』の不満点
欠点は腰ベルトがないこと。
ベビーキャリアオリジナルはとってもシンプルなモデルなんです。だから安いんですね。
腰ベルトがないと肩だけに重さがずっしりとかかってしまうので、赤ちゃんが重くなってくるとかなりつらいです。
一応、体重11kgまで対応可能とされていますが、抱っこ紐は耐えられてもママの肩は耐えられません。
でも、それ以外に欠点は特に見当たりません。
あえていうのなら、収納ができないという点ですかね。でも、腰ベルトがないシンプルな作りなので、それほど邪魔にならないです。
本当に首すわり前まで限定で使うと考えると、これ以上に安価で丈夫な抱っこ紐を私は知りません
ベビーキャリアオリジナルの使い方
よさはわかっても、つけるのが面倒な抱っこ紐じゃ嫌ですよね。ベビーキャリアオリジナルは使い方も簡単。
二つのパーツに分かれていて、一見すると装着がむずかしそうなんですが、これがいいんです。
肩ベルト部分と、
本体です。
本体には説明書がつけられているので、「どうだったっけ?」と思った時には参考にできます。
ちゃんと説明書と使い方DVDも入っているので、最初はこちらを見ながら装着しましょう。本体に書いてある説明書は忘れてしまった時用です。
肩ベルトを両肩にかけたら、本体とベルトをくっつけます。
「LEFT」「RIGHT」と表示があるので、わかりやすいです。
セーフティバックルと呼ばれる棒を穴に差し込みます。
左は赤、右は青のバックル。つけやすい方をつければいいです。穴の入口が同じ色になっているので、迷うことなく差し込めます。
赤ちゃんを抱っこして、足を差し込んだら、反対側のセーフティバックルも留めて、
ヘッドサポートを留めて、脇のベルトをきゅっと締めれば完成。
足のところがブカブカしてしまう小さい赤ちゃんのために、サポートボタンもあります。うちのむすこは使わなくて大丈夫でした。
抱っこ紐で怖いのは落下事故。
ベビーキャリアオリジナルは足も腕もしっかりとサポートされているので、ママが前かがみになっても落下する恐れはありません。
ベビーキャリアオリジナルのここが好き
なんといっても抜群の安定感。首がしっかり支えられているという安心感です。
ネット上の口コミを見ていると、赤ちゃんが寝てしまった時に脱ぎにくいという意見がありましたが、私は逆でした。寝てしまった時にすごく置きやすかった。
推奨されている方法は、着た時と逆の手順を踏んで、そっと置くんですが、私は先に本体とベルトをはずしていました。
抱っこ紐をつけたまま、赤ちゃんの上に覆いかぶさるようにして布団の上に赤ちゃんごと本体を置いたら、そのまま本体とベルトをつなぐボタンをはずします。片側のバックルやサポートを外すとママの身体を抜くことができます。
本体に包まれたまま床に置くことができるので、赤ちゃんは置かれたことに気が付きません。
布団に置くと赤ちゃんが起きて泣いちゃう『背中スイッチ』とも言われる現象を防ぐことができるんです。
背中スイッチの対策として、タオルや毛布でくるんで寝かしつけてそのまま置くといいよなんてよく言われますよね。それと同じことができます。
もう片方のバックルやサポートをはずしてベルトを完全に取り払ったら、寝入るまでは本体はそのままにしておきます。頃合いを見計らって、取ってあげればいいです。
ただ、うちはそのまま起きるまで寝かせていました。本体の素材がかたすぎずやわらかすぎずなので、体は痛くならないと思います。
あと、個人的にすごく好きなのが、これ。
赤ちゃんのおでこにキスできる位置が正しい位置。装着したら赤ちゃんにキスをして、きちんと装着できているか確認するんです。
使い方DVDのパッケージでもキス。
ママと赤ちゃんのやさしい息づかいを感じられるすてきな抱っこ紐です。
インサートを買っていないならベビービョルンでしのごう
ベビービョルンには、新生児から縦抱きができる腰ベルト付きの抱っこ紐『ベビーキャリアone』があります。価格は2万円前後。
でも、腰ベルトがかなりごつくて、大きいです。一応コンパクトに折りたためるのですが、エルゴなどほかの抱っこ紐に比べるとかなりかさばる印象。
しかも最近、エルゴでもインサートなしで新生児から縦抱きができる『アダプト(Adapt)』が発売され、エルゴに死角がなくなりました。最初から腰ベルト付きの抱っこ紐を購入しようと思っている場合は、アダプトを選ぶのもいいと思います。
もし腰ベルト付きの抱っこ紐を持っているなら、首すわりまでのつなぎとして別の抱っこ紐を持つという選択肢も取り入れてみてはいかがでしょうか。