冬になるといっつも困ることがあるんです。
チャイルドシートに乗せづらい!!
コートでもこもこしているから、チャイルドシートのベルトが締めづらいんですよね。どうしたもんかと思って調べていたら、実はチャイルドシートをつけるときにはコートを脱がせないといけないらしいのです。
チャイルドシートに乗せる時にはコートを脱がす!
コートを着せたままチャイルドシートのベルトを締める場合、コートに合わせてベルトを緩めますよね。そうすると、事故が起こった時、子どもはチャイルドシートやコートから飛び出してしまうそうなんです。
車に関するポータルサイトAutoBlog内に「【動画】子供にコートを着せたままチャイルドシートに乗せると危険!」という記事がありました。
子供にコートを着せたままチャイルドシートに座らせることによる危険性を説明するNBCニュースのビデオをご覧いただきたい。時速約30マイル(約48km/h)で衝突した場合でも、実験用の子供のダミー人形は、ベルトやコートからすり抜けて飛び出してしまった。ベルトを締める前に子供のコートを脱がせることは、命を守ることになるのだ。ジェフ・ロッセン記者は、このアドバイスは子供同様、大人にも有効だと言う。
AutoBlog「【動画】子供にコートを着せたままチャイルドシートに乗せると危険!」
実験を行ったNBCニュースの動画です。
たしかに子どもがチャイルドシートから飛び出してしまっています。怖いですね。
車内の温度調節はブランケットで

いくら危険だからといっても、寒い車内で子どもが凍えてしまっては困ります。冬場はどのように乗せればいいのでしょうか。
- あらかじめ車内を暖かくしておく
- コートを着せずにチャイルドシートに乗せる
- 上からブランケットをかぶせる
車内が暖かければコートを着ている必要はないですよね。車内は適温にしておきましょう。
でも、車ってなかなか暖まらないし、リア席まで暖房が効かない車って多いんですよね。ヴォクシーなんかも寒冷地仕様にしないとリア席の暖房はありません。
車内が寒い時には、コートを着せるのではなく、ブランケットをかぶせてあげましょう。
低月齢の場合は、ブランケットが顔にかかってしまうと怖いですので、脇の下あたりまで下げておきましょう。大きめの毛布をぐるりと巻いて、洗濯バサミなどで留めておくとずれなくていいですよ。
ブランケットがなければ、外に出たら着せる予定の上着をかけておいてあげても。
ただ、ブランケットは1枚は車に積んでおくと何かと重宝します。防災対策にもなります。
チャイルドシートの締め方を確認しよう
チャイルドシートに子どもを乗せたらハーネスの締め付け具合を確認する癖をつけましょう。正しい締め付けの目安は、ハーネスと子どもの鎖骨の間に指が1本入る程度です。
ハーネスの通し穴の高さが合っているかどうかもチェック! 成長の度合いによってこまめに調節するようにします。
チャイルドシートの取り付け方、ベルトの締め方は取扱説明書でしっかりと確認しましょう。
うちはチャイルドシートの取扱説明書も、ほかのグッズの取説と一緒にひとまとめにして家に保管していたのですが、これを機にチャイルドシートの取説は車内に置くことにしました。
使う場所の近くに置くのが一番。命にかかわるものだから、すぐに確認できるようにしておきたいですよね。
最近は、取扱説明書はweb上にもあります。確認してみると、うちで使っているチャイルドシートもwebで見ることができました。家で確認したい時にはwebを見ればいいですね。
チャイルドシートで子どもの命を守ろう
わが家は2016年6月に家族で交通事故に遭っています。
私はむち打ち、夫も背中を痛め、車は廃車になるほどの大事故でしたが、子ども二人は無事でした。むすめがチャイルドシートのベルトで擦り傷ができた程度、むすこは無傷です。
子ども二人が無事だったのはチャイルドシートのおかげです。
毎日、出かけるたびに付け外ししているチャイルドシート。慣れてくると確認を怠ってしまうことも。
- カチっとはまった音はしたか
- 引っ張ってみて外れないか
- ベルトの緩みは適切か
毎回きちんと確認して、子どもの命を確実に守りたいですね。