チャイルドシートって冬はきついですよね。コートでもこもこしているから、チャイルドシートのベルトがなかなか締まりません。
チャイルドシートに乗せづらい!!!
ただでさえチャイルドシートに乗せる時って、ぐずったりして大変なのに……。
どうしたもんかと思って調べていたら、実はチャイルドシートをつけるときにはコートを脱がせないといけないらしいのです。
その理由と代わりにできる寒さ対策、防寒着についてまとめました。
チャイルドシートに乗せる時にはコートを脱がす!
コートを着せたままチャイルドシートのベルトを締める場合、コートに合わせてベルトを緩めますよね。
緩めずにベルトを締めることができたとしても、子どもとチャイルドシートのベルトの間にはコートの分だけ空間ができてしまっています。
子どもじゃなくてコートを押さえているだけの状態ですね。
試しにコートを脱がせて、もう一度チャイルドシートを装着すると、びっくりするくらいのすき間ができています……!
そうすると、事故が起こった時、子どもはチャイルドシートやコートから飛び出してしまうそうなんです。
車に関するポータルサイトAutoBlog内に「【動画】子供にコートを着せたままチャイルドシートに乗せると危険!」という記事がありました。
今は動画が削除されてしまっているのですが、実験映像では赤ちゃんがチャイルドシートを抜け出し、飛んでしまっている状態。かなり危険でした。
チャイルドシートに子どもを乗せる時には、少し面倒であっても都度コートを脱がせるようにしましょう。
上着を着せるのではなく、肌着+トレーナーで対応!
チャイルドシートの寒さ対策
いくら危険だからといっても、寒い車内で子どもが凍えてしまっては困ります。冬場はどのように乗せればいいのでしょうか。
- あらかじめ車内を暖かくしておく
- コートを着せずにチャイルドシートに乗せる
- 上からブランケットをかぶせる
車内が暖かければコートを着ている必要はないですよね。車内は適温にしておきましょう。
でも、車ってなかなか暖まらないし、リア席まで暖房が効かない車って多いんですよね。子育て世代に人気のヴォクシーも寒冷地仕様にしないとリア席の暖房はありません。
車内が寒い時には、コートを着せるのではなく、ブランケットをかぶせてあげましょう。
低月齢の場合は、ブランケットが顔にかかってしまうと怖いですので、脇の下あたりまで下げておきましょう。大きめの毛布をぐるりと巻いて、洗濯バサミなどで留めておくとずれなくていいですよ。
ブランケットがなければ、外に出たら着せる予定の上着をかけておいてあげても。
前後ろ逆にすると、袖を腕に通すこともできます
ただ、ブランケットは1枚は車に積んでおくと何かと重宝します。防災対策にもなりますよ!
CARESTAR(ケアスター)の蓄熱ブランケットはふわふわしていて温かいと評判です。
チャイルドシートやベビーカー、抱っこ紐に装着しやすい「ホットベビーハグカバー」という商品もありますよ!
チャイルドシートに乗せたときの防寒着
子どもは基本的には大人より体温が高く、そこまで着込む必要はありません。
良かれと思って着込んでいたら、汗だくになっていたことも……!
肌着+長袖のシャツやトレーナーを着せてあげましょう。
重ね着をさせてあげたいときは、シャツの上にトレーナーよりも肌着を二枚にしてあげるのがおすすめ。
汗だくになってしまったという時には肌着を一枚脱がせてあげるだけで済むので楽ちんです。
生地は綿素材のもので。
ヒートテックみたいな商品は温かくなって良さそうなんですけど、化学繊維が多いので肌の弱い子どもだと肌荒れの原因に。汗も吸いにくいので、冬なのにあせもができたということも。
うちの子はヒートテックも夏のエアリズムも肌に合いませんでした……
トレーナーもフリース素材の物は肌の弱い子にはよくありません。
うちの子どもたちは冬になると、なぜか首回りや手首に発疹ができて、原因はフリース素材のトレーナーでした……。
綿100%のトレーナーは秋ごろにしかお店に出回らないことが多いので、早めに購入しておくといいですよ!
チャイルドシートの締め方を確認しよう
チャイルドシートに子どもを乗せたらハーネスの締め付け具合を確認する癖をつけましょう。正しい締め付けの目安は、ハーネスと子どもの鎖骨の間に指が1本入る程度です。
ハーネスの通し穴の高さが合っているかどうかもチェック! 成長の度合いによってこまめに調節するようにします。
チャイルドシートの取り付け方、ベルトの締め方は取扱説明書でしっかりと確認しましょう。
うちはチャイルドシートの取扱説明書も、ほかのグッズの取説と一緒にひとまとめにして家に保管していたのですが、これを機にチャイルドシートの取説は車内に置くことにしました。
使う場所の近くに置くのが一番。命にかかわるものだから、すぐに確認できるようにしておきたいですよね。
最近は、取扱説明書はweb上にもあります。確認してみると、うちで使っているチャイルドシートもwebで見ることができました。家で確認したい時にはwebを見ればいいですね。
チャイルドシートで子どもの命を守ろう
わが家は2016年6月に家族で交通事故に遭っています。
私はむち打ち、夫も背中を痛め、車は廃車になるほどの大事故でしたが、子ども二人は無事でした。むすめがチャイルドシートのベルトで擦り傷ができた程度、むすこは無傷です。
子ども二人が無事だったのはチャイルドシートのおかげです。
毎日、出かけるたびに付け外ししているチャイルドシート。慣れてくると確認を怠ってしまうことも。
- カチっとはまった音はしたか
- 引っ張ってみて外れないか
- ベルトの緩みは適切か
毎回きちんと確認して、子どもの命を確実に守りたいですね。