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処置室に入るのを断固拒否!子どもの病院嫌いを治す方法はあるの?

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子どもがいると、すぐに風邪をひいたり、予防接種をしたりと病院に行く機会って増えますよね。

うちの2歳のむすめは病院へ入ることは別に嫌ではありません。喜んで付いてきて、キッズルームで遊んでいます。

でも、処置室の扉が開いたとたん、顔がこわばり、その場でふんばり、部屋に入るのは断固拒否。

今日も逃げ回り、暴れ回るむすめを取り押さえ、看護師さんが担ぎあげて採血に連れていきました。

前は処置室にもニコニコ笑いながら入っていったんですけど、いつからこうなってしまったんでしょう。毎回毎回これだと困ってしまうし、そのうち病院に行くのすら嫌がってしまうのでは……。

対策方法は何かあるのでしょうか。

そもそもなんでそんなに処置室が嫌いなのか

むすめは新生児マス・スクリーニング検査(先天性代謝異常等検査)で要精密検査となり、ずっと定期観察を続けています。

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1歳までは毎月、最近では2か月か3か月に一回の血液検査と半年に一回の超音波検査、一年に一回のCT検査です。

普段も鼻風邪をひきやすく、鼻水吸引に行くことが多いです。

むすめにとって処置室とは、押さえつけられて、血や鼻水を取られる恐怖の部屋なのです。とくに押さえつけられるのが嫌で仕方がない様子。

記憶力がよくなってきたので、処置室の扉が開くと、前回の嫌な思いがよみがえるんですね。

キッズルームで遊ぶことや、看護師さんやお医者さんと話すのは好きみたいなので、病院へ行くこと自体は嫌ではないし、先生の顔を見て泣くこともありません。

友だちの中は、「病院」と聞くだけで嫌がって、車にすら乗ってくれない子もいるようです。どうにか連れて来ても先生の顔を見るとダメとか。

苦しい状態から回復するのなら、「先生が治してくれたんだ!」「病院へ行くと苦しいのが治るんだ!!」といい思いが上書きされることもあるかもしれませんが、採血や予防接種にそのような効果はなく、鼻水吸引も感動するほどの回復はありません。

今日、小児科の先生がさみしそうに言いました。

「僕たちは嫌われるものなんです。会えば会うほど嫌われるんですよ」

そんなの悲しすぎる……何か解決策はないのでしょうか。

痛いの痛いの飛んでいく場所だと分からせる

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先生は会えば会うほど嫌われると言いましたが、うちのむすめの場合は病院へ行くのが予防接種、血液検査、鼻水吸引という嫌なものばかりだから駄目なんですよね。

病院というのはそもそも病気を治してくれるところ、お医者さんは病気を治してくれるヒーローです。

そういうことを常日頃から言い聞かせてあげることです。

うちのむすめも一時期、病院をとっても嫌がることがありました。けれど、お医者さんごっこにはまり、それぞれの処置にどんな意味があるのかを教えてあげると、嫌がることがなくなりました。

とくに嫌いだったのは「聴診」と「薬」。

でも、「聴診は病気を見つけるために必要なこと」「薬は病気を治すもの」とわかるようになり、納得できるようになったのです。

子育て支援センターでよく「お菓子ばかりを食べすぎておなかが痛くなってしまった怪獣くん」のエプロンシアターを見ることがあるのですが、これって効果あるんですよね。

エプロンシアターを見た後は「お菓子ばっかり食べちゃだめ!」と言うと、わかってくれます。

そして、このエプロンシアターは最後、診察を受けた怪獣君が注射をしてもらって腹痛が治るのですが、それを見ていれば注射は痛いのが治るものだと理解できますよね。

まだ恐怖心の方が勝っていて逃げ回ってしまうむすめですが、しなくちゃいけないものだってわかってくれる日が来ると思います。

予防接種はパパやママと一緒に受ける

友だちがやっていた手なのですが、予防接種はパパやママと一緒に受けるようにします。

2歳ともなるともう予防接種もあまり受けることはありませんが、インフルエンザの予防接種は毎年受ける人が多いですよね。

子どもは2回接種なので、大人と一緒に受けると一回は一人で受けることになってしまいます。そこで友だちは「パパとむすめ一回目」「ママとむすめ2回目」という風に毎回、パパかママと一緒に予防接種を受けていました。

一緒に受けることで子どもも納得して予防接種に行ったそうです。

うちも今年はそうやって受けようかなぁと思っています。パパは予防接種が大嫌いなので、むすめの前ではそんなそぶりを見せないように我慢してもらいます。

なるべく子どもに合う病院を探す

うちのむすめが嫌なのは処置室のみ。病院へ入るのも、診察室で先生に会うのも大丈夫です。

でも、病院自体が大嫌いな子もいますよね。なかなか病院へ入ってくれない、車から降りてもくれないって子も。

キッズルームが充実している、受付や看護師さんお医者さんがやさしいなど、子どもが抵抗なく行ける病院に変えてみるといいですよ。実際、病院を変えたら嫌がらなくなったという友だちもいます。

病院嫌いは2~3歳がピーク

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イヤイヤ期真っ盛りの2歳児はやはり病院もイヤイヤになりがち。自分が嫌なことは全力でアピールします。

でも、イヤイヤ期が治まるのと同時に病院嫌いも治まってくることが多いようです。イヤイヤ期のひとつだと思って、見守ってあげましょう。

自分の子が暴れているとなかなか周りは見えないかもしれませんが、冷静に待合室を観察してみると、嫌がって泣いているのはだいたい未就園児です。幼稚園にあがるくらいになるといくらかマシになり、落ち着いて病院に行けるようになるようです。

大切なのは、暴れてしまう子どもを叱って押さえつけたりしないこと。

ママにも怒られるし、押さえつけられるし、痛いことされるし最悪。

それが繰り返されると、病院に対する恐怖心が消えないままになってしまいます。せめてママはやさしいままでいてあげましょうね。

そして、診察を受けた後は、たとえ大暴れしてしまったとしても、しっかり抱きしめて「いい子にできたね」とほめてあげましょう。

ABOUT ME
葉桜 ふみ
5歳娘、3歳息子のママ。静岡県の西のほうに住んでます。 元塾講師(小中学生中心 / 全教科担当 / 9年) 自分の体験をもとにした妊娠・出産・子育て情報を発信しています。
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