新学年の最初に憂うつなのが家庭訪問。
先生が家に来るってドキドキします。
しかも我が家は常に物が散乱していて汚い!
- 家庭訪問は玄関先で済ませられるものなのか
- その場合、お茶やお菓子はどうすればいいのか
- そもそも家庭訪問の意味や目的とは
まとめてみましたよ。
家庭訪問を玄関先で済ませたい
うちの娘は年少と年中で担任の先生が変わりました。
二人とも家庭訪問は玄関先でOK!
玄関先で「えっと、どこで……あの」と戸惑っていたら「あ、ココで大丈夫です!」と言ってもらえました。
- アパートなどで玄関が狭い
- 北玄関でちょっと暗い
などの理由から、同じ先生でも上がってもらっているママ友もいました。
中には玄関が狭いから玄関ポーチに座って話したというママも……!
周りで聞いてみるとだいたいの先生は玄関先での家庭訪問になっているようです。
中には「すっごくきれいに部屋片づけたのに玄関だった!!!! ショック!!!! もうむしろ見てって! 私のがんばり!!!」なんて人もいました。
昔は居間に上がってもらってお茶やお菓子を出して……というのが常識だったそうですが、時代が変わっているのかなぁという感じがしますね。
働いているママも多く、中には「家庭訪問のために仕事を抜けてくる」という方もいます。
玄関先で済めば、お迎えする準備の負担も減らせます。
昔の家庭にはあった「客間がなくなった」というのも大きいかもしれませんね。
プライバシーや個人情報保護の観点からも、あまり家の奥まで上がりこむものではないという考えも出てきているようです。
ちなみにベネッセの行った調査では家庭訪問は居間と玄関先が半々くらい。
地域差や先生の方針によって居間まであがってくることもあるみたいです。
玄関先でした理由は70%くらいが先生の希望。
「居間で家庭訪問をした」という回答にも、先生は玄関先でと言ってくれたけど「あがってください」と勧めた方も含まれていそうですね。
時間刻みで移動する先生たちは忙しい
実は先生側からしても、あがって靴をそろえて……なんてしている暇は惜しいもの。
家庭訪問はだいたい15分~20分刻み。
移動時間を考えると本当に時間がないんですよね。
先生たちも入学時に出してもらった通園路・通学路の地図を見ながら迷い迷い来るので余計に。
年少さんや年長さんは話が長くなることも多いので大変です。
時間が短縮できるところは短縮したいようですね。
男の先生はセクハラ問題などもあって入りづらい
とくに最近では、男の先生は部屋の中に上がらないよう徹底している学校もあるようです。
ママと何かあるとは思えませんが、疑わしいことはしないということで。
家庭訪問の紙に「玄関先で」と書いてある場合も
園や学校によっては「玄関先で」と明記されているところも増えています。
先生の方が「玄関先で結構です」と言っても、遠慮されてるんだと思って保護者が「そんなこと言わずにお入りください」と居間まで通してしまうことも多いので、先にお手紙で伝えておくんですね。
先生を居間にお通しするママは「落ち着いてお話をしたい」という思いがあるので話も長くなりがちですしね。
お手紙で玄関先が指定されていたら、それに従うようにしましょう。
玄関先での家庭訪問は立ち話でするの?
玄関先の家庭訪問の場合、
- 先生は三和土に立っていて、自分は玄関で立っている
- 先生は三和土に立っていて、自分は玄関に座っている
- 先生は三和土で座っていて(中腰?)自分は玄関に座っている
- 先生も自分も三和土に立っている
- 先生も自分も玄関に座る
といったパターンが考えられます。
3,4はセールスの対応でよくある感じですね。
先生を見下ろすのはどうかなぁ……って気になりますが、2だと説教されているみたいで先生も話しづらそう。
玄関と三和土に段差があるのであれば、そこに座布団を置いて二人で座って話す5のパターンが一番話しやすいかなぁと思います。
狭くて座れない場合は自分も三和土に降りて立ち話にした方が先生を見下ろさずに済んでいいと思います(身長によりますが)。
お茶やお菓子は出さなくてOK
前の項でも書きましたが、先生は忙しいのでお茶やお菓子は出さなくてOKです。
行く先々でお茶やお菓子を出されて、限られた移動時間でトイレに行きたくなったら困ります。
あとお茶やお菓子を出している時間も割とタイムロスです。
15分中の何分が玄関の出入りとお茶出しに取られてしまうのか……!
家庭訪問で上がる範囲と同じく、お茶やお菓子についても「出さなくていい」という趣旨の手紙が配られることもあります。
先生が家庭訪問に来る意味や目的
園や学校によってねらいが少し異なる場合もありますが、基本的には「家庭状況の確認」です。
- 家や家族の雰囲気はどうか
- 家での親や子どもの様子はどうか
- どんな場所に住んでいるのか
- 園児同士の家はどのくらい離れているのか
玄関先だけでも家庭の様子ってなんとなくわかるものらしいです。
宅配屋さんも玄関の様子で部屋の中が想像つくって聞きますしね。
「常にきれいにしている家」と「玄関だけ、その日だけきれいにしている家」はピンとくるとも。
自分の家なので、園や学校では見せない顔を子供やママが見せることもあります。
それを先生たちはしっかり見ているんですね。
通学路の確認や住んでいる場所の近くに危ない箇所がないかの確認までしていく先生もいます。
回りやすいように近い家の子は同じ日に順番に回っていくので、友だち同士の家がどのくらい離れているかも把握ができます。
家庭訪問は玄関先で大丈夫なことが多いです!
自分の周りで聞いてみたり、ツイッターを眺めたりして見ても、家庭訪問は玄関先で済んだ人が多いですね。
もちろん園や学校、地域によっては部屋の中までお通しするところもありますけど。
ちなみに私、年少のときは事前に先生に「すみません、家庭訪問はお部屋の中で行うんですか?」と聞きました。
「初めてだからわかんなーい」という感じでサラッと。
「あ、玄関で大丈夫ですよー」と言ってくれて一安心。
どっちなんだろう……と悶々としながら家庭訪問を迎えるよりはスパッと聞いてしまった方がいいと思います。
強行突破する手段として、座布団をあらかじめ玄関に「ドンッ!」と置いておいて「ここにお座りください」という状態にしておくのも手。
私はそこまではしなかったものの玄関の端に座布団を積んでおいたら、それを先生がチラリと見て「玄関で」と言ってくれました。
姉妹ブログの方に玄関の掃除方法についてまとめているので、ぜひこちらも参考にしてみてください。