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手持ち花火は何歳からできる? 子どもと楽しむための準備物と注意点。

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ドーンっと打ちあがる花火も素敵ですが、手持ちの花火はまた風情があっていいものですよね。

3歳近くになれば自分で花火を持つこともできます。

娘は2歳8ヶ月で手持ち花火デビューしました。

でも、やはり花火には危険がいっぱい。友だちの中には花火に触ってやけどをしてしまった子もいます。

子どもと手持ち花火をするための準備物や注意点、年齢別のおすすめ花火をまとめました。

手持ち花火をするのに準備しておくもの

  • 手持ち花火
  • 水を張ったバケツ
  • チャッカマンかろうそく

手持ち花火

手持ち花火には大きく分けて5種類あります。

  1. ススキ花火
  2. スパークラー花火
  3. 絵型花火
  4. 筒型花火
  5. 線香花火

子供向けなのはススキ花火、スパークラー花火、絵型花火。

火薬が紙で包まれているのがススキ、むき出しなのがスパークラーです。

持ち手にイラストがついていたり、てっぽうの形をしていたりする絵型花火は子どもが喜びます。

筒型花火はかなり勢い良く火花が出るので子どもには刺激が強そう。

定番の線香花火は、派手さにかけるため子どもはつまらないかもしれません。

ふみ
ふみ
次の項で年齢別におすすめの花火をご紹介しますね

ちなみに未就学児には上記のような”手持ち花火”だけにしましょう。

ねずみ花火はどこへ走るかわかりませんし、ロケット花火や回転花火は場所を選ぶうえに小さい子の前では危険です。

あまり長くやると興奮しすぎて夜寝られなくなる可能性があるので、花火は小さめの一袋くらいでOKです。

水を張ったバケツ

水を張ったバケツを用意して、終わった花火は確実にバケツにつけるようにしましょう。すぐに水をかけられるようバケツのそばで花火をするといいです。

最近は専用の消火袋が売られていたり、消火袋入りの花火もありますよ!

チャッカマンかろうそく

火を付けるのはできればチャッカマン。ろうそくだと子どもが触れたり、倒したりする恐れもあります。花火のパッケージにも書いてありますが、ライターでつけるのは危険なのでやめましょう。

【2~3歳】初めての手持ち花火なら線香花火

子どもにとっては地味に見える線香花火。

でも初めての手持ち花火ならこのくらいおとなしいものがおすすめです。

慣れてきたタイミングでススキ花火、スパークラー花火、絵型花火などを見せてあげましょう

2歳半くらいなら大人がしっかり手を添えれば自分で持たせることもできます。

花火を持たせた手の上に大人の手をかぶせ、反対の手はしっかり握っておきましょうね。

【4~5歳】ススキ花火、スパークラー花火に挑戦!

幼稚園に入園すると夏休み前に花火の練習をする園もあります。

持ち方などをしっかり指導してくれるので「自分で持ちたい!」と言う子もいるでしょう。

花火の危険さを理解しているようならススキ花火、スパークラー花火に挑戦しても大丈夫です。

一番最初は大人と一緒にやってみて、持ち方に心配がなさそうなら火をつけるところだけ大人が手を添えて、あとは一人で持たせてあげましょう。

何かあったときに大人がすぐに手を出せるようによく見ていてくださいね。

手持ち花火をするときの注意点

線香花火

絶対に火に触らせない

子どもは興奮すると花火に近寄っていったり、手で触れようとしたりします。子ども1人に対し、大人2人以上で花火に触れないように徹底ガードしましょう。

手持ち花火が何歳からできるかは子どもの成長具合にもよりますが、1歳~2歳前半は大人が手をつないで少し離れたところから眺めるくらい

2歳後半~3歳くらいになれば大人が付き添って持たせることもできるでしょう。

子どもに持たせるときは、片方の手に花火を持たせ、その上から大人が手をかぶせて持ちます。もう片方の手は大人とつないでおきましょう。

うちの場合は、娘の右側で夫が火をつけてむすめと一緒に花火を持ち、私が左側で左手をつないでいました。

最初は手をつながるのを嫌がりましたが、「熱くて危ないから手をつなぐんだよ」と真剣な顔で伝えると、つないでくれました。

完全に一人で持たせるのは、早ければ年長さんくらいからできるようです。

ただし、それは毎年のように花火をして注意点を教えこんでおいた場合です。

花火教室・指導を行っている幼稚園も多いですが、初めての花火でいきなり一人で持たせるのはやめておいた方がいいでしょう。

驚いて思わず手を離してしまったり、花火を振ってしまう子もいます。

近所迷惑にならないようにする

花火をしていると楽しくて、子どもはかなり大きな声をあげてしまうことがあります。子どもと花火をするならそんなに遅い時間ではないとは思いますが、近所迷惑にならないように気をつけましょう。

夏なので、窓を開けているおうちも多いです。窓が開いているお宅に煙が入ってしまわないよう、風向きにも注意が必要です。

家の庭で行う場合は近所の人に一声かければ大丈夫ですが、公園などでは花火が禁止されていないか事前に確認しておくことも大切です。

都道府県、市町村ごとに条例が決まっていたり、場所によっては管理会社で禁止事項があったりします。やれる時間帯が決まっていることもあります。たとえば私が住んでいる静岡県西部でいうと、浜松市は午後10時から翌日午前6時までは川や湖の近くでの花火は禁止です。

火の付いていない花火にも注意する

花火は火がついていなくても子どもに触らせないようにしましょう。

花火を分解して遊んでいたら爆発したという事故もあります。ポケットに入れていて、摩擦で発火するということも。

保管するときにも子どもの手に触れない場所に置くようにします。

手持ち花火の楽しさを伝えよう

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打ち上げ花火を見に行くのも楽しいですが、混雑した中に子連れで行くのは大変。そう何度も行けるものではありませんよね。

でも、手持ちの花火だったら安全に行えば、夏の間に何度もすることができます。

ただ中には、怖がって泣いてしまう子もいるかもしれません。

暗い場所が怖い、火が怖いなど理由はさまざま。

別に無理にするものでもありませんし、いつかできる日がきっときます。その日まで花火の楽しみは取っておきましょう。

夏の楽しい思い出を一つでも増やせるといいですね。

ABOUT ME
葉桜 ふみ
5歳娘、3歳息子のママ。静岡県の西のほうに住んでます。 元塾講師(小中学生中心 / 全教科担当 / 9年) 自分の体験をもとにした妊娠・出産・子育て情報を発信しています。
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