♪どーんと鳴った花火がきれいだな
花火大会の季節がやってきましたね!
屋台も出るし、花火はきれいだし、なんとなくワクワクした気持ちになるし、花火大会に行きたい!
でも、子どもは花火を楽しめるのでしょうか? 怖がってしまわないかな?
現在2歳半を過ぎたむすめは花火大会に2回ほど連れて行っています。花火を楽しめるようにするには徐々にならしていくといいですよ!
花火はいつから楽しめる?
打ち上げ花火は、大人でもお腹に響くほどの大きな音ですよね。赤ちゃんからしたら、とんでもない音です。
赤ちゃんによってはそんな大きな音でも驚かずにいられる子もいます。
むすめが生後2か月の頃、わが家はテレビを壁掛けにする工事をしました。壁に穴を開けるためにドリルですさまじい轟音が家じゅうに響いたのですが、むすめは寝ていたんです。
工事の人に「赤ちゃんは本当に眠い時は工事現場でも寝るらしいよ」と言われました。
だから0歳児だと怖くて泣き叫んでしまうか、眠ければ寝るかっていう感じ。赤ちゃんの性格やその日の気分によるところもあるでしょう。
「花火はきれいなもの」と感じて、喜んで見られるのは1歳半くらいだと思います。
花火大会に連れていく前にしておくといいこと
いきなり花火大会へ連れていくと音にびっくりして泣いてしまう子が多いです。
花火大会に行く前に遠くから花火を見せておくといいですよ。テレビで見せてあげるだけでも違います。
花火の音だけでなく、「暗い」「人が多い」という環境も初めてだと怖いかも。
うちはディズニーランドで花火を見せていたので割とすんなり花火を見ることができました。「花火=楽しい」というのがインプットされていたのかも。
「こどもちゃれんじ」でもDVDで花火の映像があったので、よく見ていました。
花火大会に行く前、「花火を見に行くんだよ」というと「どーんっ!!」と言っていたくらい。
花火とは何か、しっかりわかった状態で行くといいと思います。
花火大会へ行く時の持ち物・ポイント
花火大会の会場は暑いです。
熱中症対策に飲み物は必須! 大人は出店で買えばいいやと思うかもしれませんが、子ども用の飲み物は売っていないことが多いです。
子どもが生まれる前は場所取りをして最初から最後まで見ていたかもしれませんが、子どもはいつぐずり始めるかわかりません。オムツが取れている子だと突然のトイレも困ってしまいます。
できるだけ出口に近い、すぐに席を立てる場所で見るようにしましょう。
花火が打ちあがっている最中に出店などを見に行く時には、子どもと手をつないで目を離さないようにしましょう。
みんな視線が花火へ行くので、足元にいる子どもには気が付きません。ぶつかって転んでしまってそのまま踏まれてしまう危険性だってあります! 花火に気を取られず、子どもを気にかけてあげましょうね。
おむつ替えや授乳は基本、車で行うことになります。
会場におむつ交換台があるトイレはある場合もありますが、花火大会の時のトイレは激込み。赤ちゃんと一緒に並んでなんていられません。
授乳スペースもありませんので、車内で授乳をしっかりしてから会場に向かうようにします。花火大会に限らず、赤ちゃん連れの時には時間に余裕を持って動けるといいですね。
子どもの様子をしっかりと見て、必要であれば途中で帰るようにしましょう。
花火大会だけでも子どもは疲れてしまいます。最初から最後まで会場にいたうえ、渋滞や公共交通機関の混雑に巻き込まれては大変。大人もぐったりです。
最後まで見られないのはなごり惜しいですが、帰り道に何度か振り返って見上げる花火というのもいいものです。「今度は全部見られるくらい成長しているかな」なんて考えながら。
あくまで子どものペースで楽しむようにしてあげてくださいね。
夏の風物詩をいろいろと教えてあげよう
夏は「暑い」というわかりやすい形で季節を感じられる季節。
2歳くらいになると、「暑い日」「寒い日」というのが理解できるようになります。
「夏は暑い」というのを知るとともに、暑い日々の過ごし方を体感し、夏ならではのイベントを楽しんでいけるといいですね。