むすこ6か月半、順調に離乳食が進み、そろそろ二回食に進もうかなというところです。
最初はちょっと微妙な顔をしていたものの、最近はパクパクとよく食べてくれます。
気がつけば授乳の回数もちょっとずつ減ってきていて、夜起きる回数も減ったような。
そうなると心配なのがママのおっぱいです。
気をつけなきゃなぁと思いながら油断してアイスをパクパク食べてしまったら……おっぱいがカッチカチ、熱まで出てきてしまいました。しまった!!
離乳食が始まったらママはおっぱいが詰まらないように用心する必要があるんです。
離乳食が始まるとおっぱいがつまりやすくなる理由
離乳食が始まって授乳回数は減ってはいませんか?
私は減りました。いままで6回~8回は授乳していたのが、気がついたら5回とか。
とくに離乳食を食べさせた後は飲む量も減っているし、そのあともなかなか欲しがりません。
母乳の需要が減っている状態で、今までと同じように母乳が生産されてしまうと……母乳が余ってしまいます!
母乳が余った状態が続くと乳腺炎になってしまうのです。
乳腺炎になるとどうなるの?
乳腺炎の前段階として、まずはおっぱいがカチコチにかたくなって触ると痛いという状態があります。
初めて体験するとそのかたさにびっくりするかもしれません。
おっぱいが溜まってしまっているだけなら、授乳をすることでかたい部分は柔らかくなっていきます。
でも、もし乳腺が詰まってしまって入口がふさがれていると、母乳がうまく出てこられなくなり、ますます母乳が溜まっておっぱいが岩のように……!!
吸われている最中に乳首もチクチクとかなり痛みます。
おっぱいが詰まったままになると、おっぱいがだんだんと熱を持ってきます。もし詰まっているのが右側だった場合、脇の下で体温を計ると右と左で体温が違います。
そのまま放っておくと、39度近くまで熱がガンっと上がります。
次の日にストンッと下がることが多いですが、びっくりしますし、熱が上がっている時はもちろんつらいです。熱が下がらないこともあります。
もし黄色い膿んだような色のおっぱいが出てきたら、細菌感染してしまっているので抗生剤を飲まないと治りません。
おっぱいを詰まらせないように気を付ける方法
いつもと同じような食事を続けてしまうと母乳が過剰に出てしまうので、高カロリーや脂肪分の多い食事は避けましょう。甘いお菓子もしばらく我慢。
離乳食が始まっている頃って、母乳育児に慣れてきて「これくらいなら食べてもいいかな?」って油断し始めている頃。
そういう時こそ初心に帰りましょう。
母乳育児の基本は和食中心。
胸を締め付けるのもよくないので、授乳ブラも見直しをしてみましょう。胸の形を気にして普通のブラジャーに戻してしまうママもいますが、まだワイヤーで締め付けるブラは止めておいた方がいいですよ。
うっかり同じ方ばかりで授乳していることはありませんか?
授乳って楽な方が決まっているママが多いと思うんです。
私は左です。詰まりやすいのは右です。多分、むすこにとっても吸いづらいのだと思います。
この状態で楽だからと左ばかりで授乳していると確実に右が詰まります。
おっぱいは左右バランスよく吸わせるようにしましょう。
もし詰まってしまったらどうすればいいの?
とにかく吸ってもらいましょう。
離乳食をいったんストップしてでも一回がんばって吸ってもらうといいです。
吸わせる時は必ず詰まっている方のおっぱいから。かたくなっているところをぎゅっと押してあげるといいです。
詰まって乳首がかたくなってしまっていることもあるので、授乳前に乳首のマッサージもしてみると効果的。
じんわり母乳が出てくるくらいまで乳輪部分を親指と人差し指、中指で圧迫します。方向をいろいろ変えながら。私はいつも時計周りで少しずつ角度を変えています。
母乳がにじんできたら、母乳をこすりつけるようにして、こよりを作るみたいに乳首を少し伸ばしながらもみます。
乳首がやわらかくなるので、赤ちゃんも吸いやすいし、詰まったところも取れやすくなります。
赤ちゃんの抱き方を変えるのもポイント。
詰まっている部分に赤ちゃんの下あごがくるようにするといいです。
おっぱいの内側にしこりがあれば横抱き、下側なら縦抱き、外側ならフットボール抱き、という感じ。
もしどの抱き方でもなんか位置が合わないって場合は、赤ちゃんを寝かせた上にママが四つん這いになって吸わせるという、かなり動物的な吸わせ方もあります。
もしおっぱいが熱を持っていたら冷えぴたなどで冷やしてあげましょう。ママも楽になりますし、母乳も冷えると作られにくくなるので供給量を減らすことができます。
どうしてもだめな場合は母乳の流れをスムーズにしてくれるハーブティー「ミルクスルーブレンド」を私は飲んでいます。私は飲むとつまりが取れるので重宝しています。
卒乳に向けて徐々に母乳量を減らしていこう
私のイメージでは卒乳は戦いです。
この日におっぱいをやめると決めたら泣こうがわめこうがおっぱいは終わりです。
泣き叫ぶわが子、カチカチに張るおっぱい、うまく眠れず抱っこをせがまれてもおっぱいが痛くて抱っこできない夜。
むすめの時にはもう本当に大変でした。
二度とあんな思いはしたくない。
だからむすこは少しずつふんわりとおっぱいをやめたい。
需要と供給の量を適切に調整して、むすこも私も楽な状態でやめたい。
そのためにはいまから徐々に母乳量を減らしていくことが大切です。
離乳食が増えたなら、その分、母乳は減らす。減らしすぎるとおっぱいが詰まるので、少しずつ様子を見ながら。だんだんだんだん母乳から離乳食へとシフトしていく。
そういう方法を試していきたいと思っています。その様子もまた記事にできたらと思っています。
いまはとにかく、乳腺炎にならないように気を付けて、授乳ライフを楽しみたいです☆
ミルクスルーブレンドについての記事はこちら↓
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