子どもを読書好きに育てたい! ママもたまには本が読みたい!
本屋もいいけれど、やっぱり無料で本を借りられる図書館にも足を運びたいですよね。
でも、赤ちゃんや子どもを連れて行くのは周りの迷惑になってしまいそうで心配。図書館はいつから連れて行ってもいいのでしょうか。
図書館デビューの時期や連れて行くときの注意点をまとめました。
図書館の利用カードは0歳から作成可能
図書館には0歳から読める絵本がたくさんあります。赤ちゃんコーナーが設置されていて、靴を脱いであがるようなスペースがある図書館も。
図書館の利用カードも0歳から作ることができますよ。
私が住んでいる自治体では7ヶ月健診のときに図書カードの利用登録用紙をもらえます。図書館の職員の方から「ぜひ、図書館を利用してくださいね」という話がありました。
基本的には市内在住・在学・在勤の人が利用できますが、自治体によっては近隣の市町村や県内ならOKというところも。まずは市内の図書館へ行ってみましょう。
利用登録には住所・氏名がわかるものが必要です。初めて利用するときには保険証や母子手帳、受給者証を忘れずに。
利用しやすい日時をチェック
図書館には比較的空いている時間帯や赤ちゃんや子連れ向けのイベントを行っている日があります。そういったときを狙っていくといいですよ。
- 比較的、人が少ないのは午前中
- 読み聞かせイベントのある日
- 赤ちゃんタイムを利用する
人が少ない午前中に行く
子連れで図書館に行きやすいのは、なんといっても午前中。子どもも機嫌がいい時間帯ですし、人も少ないです。
休館日の次の日だと、午前中でも少し人が増えます。夏休みや冬休みなどの長期休暇や7月や12月などの大学生のレポート提出期間も、午前中から勉強している学生が多いです。
ただ、夏休みや冬休みは子ども連れも増え、子ども向けのイベントを開催することもあるので、図書館の雰囲気によっては行きやすくなります。イベントのある日をねらって一度のぞきにいってみるといいですね。
読み聞かせイベントのある日に行く
一番おすすめなのが、読み聞かせイベントのある日に行くこと。読み聞かせを聞くことができますし、同じくらいの月齢の子どもが集まるので安心です。
読み聞かせイベントがどこでやっているかも重要なポイント。
赤ちゃん向けの本が置いてあるコーナーで読み聞かせイベントをしているような図書館では、赤ちゃんや子どもが来るのに慣れている感じがします。
赤ちゃんコーナーと大人向けのコーナーがきちんと分かれていることが多く、普段から赤ちゃんコーナーであればママが絵本を読み聞かせてもいいような雰囲気です。
読み聞かせイベントを別室でやっているようだと、やはり「図書館では声を出さないで欲しい」という要望が強いのでしょう。そういった図書館はなるべく避けたほうがよさそうですね。
赤ちゃんタイムを利用する
図書館によっては「赤ちゃんタイム」を設けているところもあります。だいたい午前10時から正午までに設定してある図書館が多いようです。
私がよく行く図書館では、赤ちゃんタイムには入り口に「赤ちゃんの泣き声が響いてしまっても、温かく見守ってください」と書かれた看板が建てられます。
もちろん、赤ちゃんタイムでも図書館では静かにするのが基本ですが、赤ちゃんが泣いてしまっても「赤ちゃんタイムだから大丈夫だよ」と言ってもらえるので気持ちが楽になります。
周りの人も比較的、子ども好きな人が多いのかなという印象。赤ちゃんタイムと了承してきている層だからでしょうか。困っているとあやしてくれることもありました。
赤ちゃんタイムがあるかどうかは各図書館のHPなどで確認してみてください。
ママの本はネット予約&お昼寝タイムに
ママの本はネット予約をして、さっと取りに行くだけにしておくのが楽です。
でも、たまにはたくさん並んだ本の中から選びたいですよね。直接見て選んだほうが、新たな出会いがあるかも。
そんなときには、子どもの昼寝の時間に合わせて行くのがおすすめ。絵本を一緒に選ぶのは難しいですが、ベビーカーや抱っこ紐でおとなしく寝ている間にママの本を選ぶことができます。
育児中でも図書館を楽しもう!
図書館は静かにするもの。赤ちゃんや子どもが過ごす場所としては不適切な感じがします。
私も子どもが泣いたり、騒いだりして、「子どもが大きくなるまで図書館に来ることもできないんだ……」と泣きそうになりました。「絵本も買うしかないんだ」としょんぼり。
でも、絵本をたくさん読んでほしい、読書好きになってほしい、図書館を利用してほしい、という思いは図書館側も同じ。赤ちゃん連れや子連れでも来やすい工夫をしてくれている図書館があります。
そういった図書館の存在を知ってからは、私も図書館を利用しやすくなりました。
図書館は子どもを本に触れさせることができ、ママもリフレッシュできるすてきな空間。赤ちゃん連れや子連れを歓迎してくれる図書館を見つけて、どんどん利用してみてください。