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子供の食事中の姿勢が悪すぎる! 成長に与える影響と改善方法。

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先日、幼稚園の先生から給食のときの姿勢について話がありました。

どうやら前を向いていなかったり、足が椅子の上に乗ってしまったり、足を組んでいたりと、姿勢が悪い子が多いようなんです。娘の食事中の姿勢をよくよく見てみると、たしかにちょっと横を向いている。

食事中の姿勢が悪いと、体は歪みますし、噛む力も育ちません。食事に集中できず、落ち着きのない子になるんだとか。それはまずいですね!

食事中の姿勢ってどうやったらよくなるんでしょうか。

食事中のいい姿勢とは

まず食事中にはどんな姿勢がいいのか確認。

  1. テーブルにまっすぐ向かっている。
  2. 胸とへその間にテーブルが来るようにする。
  3. イスに深く腰掛ける。
  4. テーブルとの間は、こぶし1つ分開ける。
  5. 足の裏が地面についている。

これらを意識すれば、テーブルに寄りかかったり、横を向いたりすることはなくなるはずです。日頃の声がけも必要ですが、環境を整えてあげることも大事なんです。

テーブルの高さを合わせる

テーブルや椅子の高さが合っていなければ、姿勢は当然くずれてしまいます。

食事をするときには、両手がテーブルの上に乗る高さにします。肘を90度に曲げて、ちょうど乗るのがベスト。

いい姿勢

高すぎると両手を上げるのは面倒になるので、片手だけで食事をするようになります。右手だけで食べようとすると、右手は上がって左手は下がるので、バランスの悪い体勢になってしまいます。肩がこりそうですね。

逆に低すぎると猫背の原因になります。

食器を持てばいいんですけど、メインの皿なんかは置きっぱなしでおかずだけを持ち上げますよね。まだうまく食べられない子どもは、食器から口までの距離は短くしたいので、首をぐっと下に下げてしまうようになるんです。

背筋を伸ばしてきちんと食べられるように、クッションや椅子で高さを調整してあげましょう。

椅子の高さを調節する

椅子の高さも重要なポイント。足がぶらんぶらんしてしまうと、姿勢が安定しないため、きちんとご飯を噛むことができません。

よく噛まないと顎が発達せず、歯並びやかみ合わせに影響が出てきます。唾液の分泌も減るので、虫歯のリスクも高くなります。

足をしっかりつけて食事ができるよう、足掛けがある椅子にしたり、台を置いてあげるようにしましょう。

孤食にならないよう、そばにいてあげる

子どもに一人でご飯を食べさせる孤食。ママがそばにいないと子どもはやはり落ち着きません。ママを探してキョロキョロしてしまいます。

とくに朝食のときなど、子どもにご飯を食べさせている間に家事を済ませてしまいたいというママは多いのではないでしょうか。家事が一段落して戻ってきてみたら、子どもはママの動きを追いかけるのに必死で全然ご飯を食べていない、なんてことも。

忙しいとは思いますが、子どもがご飯を食べているときはそばにいてあげましょう。

一緒にご飯を食べられるのが理想。食事中は家事の手を止められるよう、時間をうまく調整します。ママとしても、そんな時間の余裕があると、ほっとすると思うんです。

私は子どもとご飯を食べる時間は家事をしないと決めています。そこから逆算して、起きる時間を決め、朝ごはん後にスムーズに動くための準備を済ませてしまいます。

とはいえ、どうしても準備が終わらないときもあります。そんなときは、家事をしながらでも様子を見られる位置で「おいしい?」と声がけしてあげています。「ちゃんとママは見てるよ」って伝えてあげることが大事です。

テレビやおもちゃを視界に入れない

ご飯の最中にテレビをつけていたり、おもちゃや本がそばに置いてあったりしませんか?

当然、テレビやおもちゃ、本に意識が向くので、まっすぐ前を向いて食べることはできません。食事中はテレビやおもちゃは視界から外すようにしましょう。

普段は気をつけていても、パパがテレビをつけながらご飯を食べたがったり、義実家に行ったときなどはテレビを消してほしいとは言いづらかったりします。子どもへの悪影響をしっかりと伝えて、理解してもらうことが大切です。

テレビがついていないと、自然と会話をするようになって、食事の時間が楽しいコミュニケーションの時間になるというメリットもありますよ。

親が姿勢に気をつける

幼稚園児が自分で勝手に足を組み始めることって、まずないと思います。幼児が短い足をよいしょとあげて、自然に足が組み始めるでしょうか。どう考えても楽ではないと思うんですよね。

周りの大人が足を組んでいる。これが原因です。

私も足をよく組んでしまうのですが、やっぱり足を組む癖ってなかなか治りません。子どもに一度でも足を組む癖をつけてしまうと、やめさせるのは難しいでしょう。

足を組むと骨盤、背骨、背中の筋肉に影響が出ます。成長にも支障が出ますし、腰痛に悩まされるようになるかもしれません。

椅子に深く腰掛けて背筋を伸ばしてみてください。足を組みづらくなりませんか? ご飯を食べる前に、子どもと一緒に確認してみましょう。

ほかにも、肘をつく、食器に顔を近づけて猫背になる、など親がしている食べ方を子どもはどんどん真似します。注意するときにも「ママだってそうじゃん!」って反論されたら、何も言えません。

親が常に姿勢を意識すること。子どものしつけにも有効ですし、何より親自身の健康にもいいです。普段から心がけていきたいですね。

運動をしっかりさせる

姿勢が悪いのは、筋力が低下していることも原因のひとつ。

背筋が弱っていれば猫背になりやすいです。足を組むのも、太ももの内側の筋肉を使わずに楽できるからなんです。

ただ、成長途中の幼稚園児に筋トレをさせるわけにはいきません。子どもは外でいっぱい遊ばせるだけで十分な運動になります。鉄棒にぶら下がる、坂道を駆け上がるなど、全身の筋肉を意識して遊んでみるといいですね。

できていないことを叱るより、できたときに褒める

「姿勢が悪い!!」「背筋を伸ばしなさい!!」

ついつい叱ってしまいますよね。でも、叱られるとやっぱりテンションって下がります。楽しいはずの食事がつらいものになっちゃうんですよね。

姿勢にとやかく言われている最中に、大っ嫌いなピーマンを見つけてしまったときの子どもの気持ちは最悪でしょう。

できていないと叱りたくなりますが、そこはぐっとこらえて。

「こうすると食べやすいよ」「ママのほう向いてごらん」など、叱らずに済む言い方もあります。

子どもが自分からできていたときには、すかさず「今日の姿勢、かっこいいねぇ!」と声がけを。きっとうれしくなって、いい姿勢でいてくれることが増えていきますよ。

うちの娘は得意気に「パパ、食べるときには背筋をピンっ! こうだよ!!」「パパ、ごはんのときにはスマホはバイバイだよ!!」と夫に教えています。楽しんで食事マナーを身につけていってくれるといいですよね。

ABOUT ME
葉桜 ふみ
5歳娘、3歳息子のママ。静岡県の西のほうに住んでます。 元塾講師(小中学生中心 / 全教科担当 / 9年) 自分の体験をもとにした妊娠・出産・子育て情報を発信しています。
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