通信教材としては難しいイメージのあるZ会。
テストのためではなく、世の中を渡っていくための”本物の学力”がつくと評判です。
そんなZ会には実は幼児向け講座もあります。
今回はZ会幼児向け講座の中から年少さん向けのものを資料請求してみました。
セット内容
- かんがえるちからワーク
- ぺあぜっと
- ぺあぜっとi
- おでかけぶっく
Z会の特徴は、基本のワーク以外に「ぺあぜっと」という親子で行う体験型ワークがつくこと。
「ぺあぜっとi」の方は保護者向け情報誌、「おでかけぶっく」は持ち運びに便利な小型サイズの絵本です。
他には幼児コースの入会案内書やZ会の案内、
ひらがなワクワクシートとひらがな学習に関する資料がついていました。
ひらがなわくわくシートは、ひらがなの書かれたシートで、めくると単語が出てきます。
かんがえるちからワーク
- 運筆・手指の力をつける
- 名詞の語彙力
- 数の多少比較
- 動物の生態に関する興味
- ひらがなの字形認知
- 運筆・手指の力をつける
- 着替えの仕方
- 動詞の語彙力
1ヶ月分は通常24ページ。一日1ページずつなので分量はあまり多くありません。
ひらがなや数の学習のほか、しつけやマナーに関する問題や、
おはなしにあうようにシールを貼るワークもありました。
難易度は普通。3歳前後の子どもであればできるなという感じ。
ワークの答えには問題のねらいやサポート方法が載っているので、無理なくすすめることができます。
ぺあぜっと
洗濯ばさみで動物を作ったり、バナナをトースターで焼いたり、身近なものを使って親子で体験型学習をします。
身近なものを遊びに使ったり、「これはどうなるんだろう」って考えさせたりするのはいいなぁと思いました。
私自身も気になりましたしね。焼いたバナナと生のバナナの違い。
親子で知的好奇心を刺激されます。
ぺあぜっとi
保護者向けの情報誌です。
おためし版では、「ぺあぜっと」の解説ページが載っていました。
「ぺあぜっと」のねらい、やり方、アレンジした遊び方が紹介されています。
通常版ではそのほか、特集ページや絵本紹介、次号予告もあるようです。
おでかけぶっく
「おでかけぶっく」という名の絵本です。
ただの絵本ではなく、「わかるかな?」というクイズもついていて、考えさせる工夫がしてあります。
「りんごはなんこあるかな?」と数を問う問題や、「わにのこはなんでないてるとおもう?」なんていう気持ちを考えさせる問題まで。
絵本でありながら、かなり勉強になります。
お試しの絵本は「買い物」がテーマなので、実際にスーパーに行った時に応用できそうな質問が多かったです。
難易度は割りと普通 親子体験型を楽しめるか
なんとなく難しいイメージがあったZ会。
実際に試してみると、そこまで難易度は高くありません。分量も普通。
気に入ったのは、入会案内書に「一ヵ月の学習の流れ」というページがあったこと。
基本的に、平日には「かんがえるちからワーク」、休日には「ぺあぜっと」がおすすめされているんですが、コツコツ毎日するパターンと、まとめてやる場合とスケジュールが書いてあります。
教材をどのように使いこなすかって重要なポイントである割に、あまりしっかり書かれていないことが多いので、アドバイスがあるのは助かります。
これから受講していく中で、気になる点をきちんと説明してくれそうだという安心感があります。
あとは、なんといっても最大の特徴は「親子体験型」であること。
ママも一緒に楽しんで学習できるかどうかが子どもを伸ばす鍵。
忙しいママには大変ですが、土日にまとめてやるという方法もありますし、親子のスキンシップの時間を作れそうです。
私は自分も知的好奇心が旺盛な方なので、Z会の親子体験型学習にはかなりひかれています。Z会に決めちゃおうかなぁ……。
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