子供のお風呂ってパパが帰ってきてから入れてもらってますか?
無理じゃないですか!?
育児書には17時~19時の間にお風呂や夕飯は済ませるよう書かれています。
うちのパパはそんな時間に帰ってこられません。定年を迎えて再雇用勤務の父は定時で退社してきますが、それでも家に着くのは19時過ぎです。
どうしても平日はママ一人で子供をお風呂に入れないといけないですよね。
今回は、私が実践している子供と一緒にお風呂に入る方法を紹介します。
準備しておくもの
- お風呂のふた
- タオル(ママ、上の子、下の子)
- ママの基礎化粧品
- バスチェア
賃貸だとお風呂のふたがないこともあるかもしれませんが、荷物置き用にお風呂のふたがあるといいです。
ママのタオルはラップタオル、子供たちのタオルはフード付きのタオルにすると便利。
うちが使っているバスチェアはアップリカの「はじめてのお風呂から使えるバスチェア」です。
お風呂に入る前にしておくこと
- お風呂のふたは開けたままでお湯をわかす
- お風呂のふたを一箇所に重ねて置く
- ふたの上に3人分のタオルと基礎化粧品を置く
- バスチェアを床にセット
- 和室にパジャマを置いておく
お風呂のふたを開けたまま、お湯を沸かすことで浴室全体を暖めることができます。
うちはお風呂のふたが3枚セットになっているので、それを一箇所に集めて、タオルを置いたり、一瞬だけ赤ちゃんを仮置いたりしています。
冬の脱衣所は寒いので、暖房をつけた和室でゆっくりパジャマを着ます。だからパジャマは和室にセット。
お風呂の入り方
- 下の子(服着たまま)をバスチェアに寝かせる
- 自分と上の子がお風呂に入る
- 下の子をお風呂に入れる
- 下の子を軽く拭いてバスチェアに寝かせる
- 自分と上の子の体を拭いて、和室へダッシュ
1.下の子をバスチェアに寝かせる
服を着せたままの下の子をバスチェアに寝かせます。
2.自分と上の子がお風呂に入る
扉を半開きにしたまま、自分と上の子の服を脱ぎ脱ぎ。ときどき下の子に声をかけて、一人じゃないことを知らせます。
バスチェアに寝かせた下の子にお湯がかからないように気を付けながら、自分と上の子が髪や体を洗います。
きれいにした体で上の子と二人で湯船にかぽ~ん。その間に、浴室内に持ってきておいた基礎化粧品で肌を整えます。
上の子と二人で下の子に「かわいいねぇ」「○○く~ん、待っててね~」などと声掛けすることを忘れずに。
この方法なら、下の子は服を着ているので、上の子がのぼせないように注意すれば、ママも湯船にゆっくりつかることができます。
ポイントは自分が髪を洗うなど、子供から目を離したり、すぐに対処できなかったりする場面では子供を浴そう内に入れないこと。
3.下の子をお風呂に入れる
自分の体がある程度あたたまったら、お風呂のふたの上に下の子のタオルを広げてセット。
下の子の服を脱がせ、体を洗います。バスチェアはあとでまた寝かせるので使いません。なるべく濡らさないように注意。
一時的に上の子が浴そう内に一人になるので、何かあったらすぐに助けられるよう気をつけていてください。
洗い終わったら3人で湯船につかって、の~んびりします。
とはいえ、赤ちゃんを湯船につけるのは2~3分、長くても5分と言われているので、下の子がちょっと気持ち良さそうな顔をし始めたところで終了。
4.下の子を軽く拭いてバスチェアに寝かせる
広げておいたタオルでふいて、くるんだら、もう一度バスチェアに寝かせます。
5.自分と上の子の体を拭いて、和室へダッシュ
上の子を拭いて、自分を拭いて、上の子も自分もタオルを体に巻きつけます。
下の子を抱っこして、上の子に「早く早く!!」と声がけしながら和室へダッシュ。
ささっと肌に保湿クリームを塗ってからパジャマを着せます。
パジャマの着せ方は、上の子がどのくらい自分でできるかによって変わってきます。
上の子にまだ声がけや補助が必要なら、まずは下の子のおむつをはかせ、肌着だけささっと着せてしまいます。
自分も一緒にパジャマを着て、「ママと同じようにやってごらーん」「じょうずじょうず!!」と気分を乗せながら、上の子にパジャマを着せます。
上の子が無事パジャマを着終わったら下の子の服を整えます。
上の子が自分でできるようなら、下の子を優先し、終わったところで上の子がきちんと服を着れているかチェックすればOKです。
バスチェアで赤ちゃんの体も洗いたい時
上記のやり方だと、下の子の体を洗うときにバスチェアを使うことができません。
バスチェアは本来、首がグラグラしている赤ちゃんの体を洗いやすくする商品。自分の膝の上で洗うのはちょっと不安ですよね。
- バスチェアをもう一個買う
- バスマット・スポンジマットを買うおすすめ
- 脱衣所にバウンサーやクーハンを置く
バスチェアをもう一個買うというのは、ちょっとスペース的に難しいです。
バスマットやスポンジマットなら場所をあまり取らないので、バスチェアと併用できます。赤ちゃんの体を洗う専用の安くて小さいマットが売っていますよ。
持ち運びしやすいバウンサーやクーハンがあれば、脱衣所に置いておくのもいいと思います。
うちは脱衣所にハイローチェアを置いていたのですが、やめてしまいました。
- 脱衣所でとても邪魔
- 脱衣所に運んでくるのが大変
- 多少濡れたり湿気を含むのが気になる
というのが理由です。使っている人もいるので、工夫次第ですね。
スイマーバは絶対に使わないで
ママが髪や体を洗っている間、「スイマーバ」という赤ちゃんの首につけるタイプの浮き輪をおすすめする人がいますが、絶対にやめてください。
スイマーバは初めての水泳体験をさせるための浮き輪型スポーツ知育用具です。お風呂にゆっくりつかる習慣などないイギリスで作られた商品です。
ママが目をはなしてもいいように作られたものではありません。
お風呂の中は家庭内でも事故の起きやすい危険な場所でもあります。子どもから極力目をはなさないようにしましょう。
まとめ
ママが一人でお風呂に入れるのは大変。でも、慣れてしまえばなんとかなります。
ポイントは手順をしっかりと考えておくこと、慌てないこと。
あと意外と大事なのは、ママが風邪をひかないことです。
子どもに気を取られるあまり、ママがダウンしてしまってはどうにもなりません。
子どもはもともと体温が高いですし、体が小さい分お風呂ですぐに体が温まります。ママがしっかり温まって、湯冷めしないように気をつけるようにしましょう。
もともとお風呂はリラックスタイムだったという人も多いはず。子どもがいてもゆったりした気持ちで入れるといいですね。