ベネッセが二年連続赤字だというニュースがありましたね。2014年の個人情報の流出が原因だとも言われていますし、進研ゼミ自体が時代に合わないという意見もあります。
実際、ベネッセの教材ってどうなんでしょうか。
現在2歳5か月のむすめは、2歳になる年の4月から「こどもちゃれんじぷち」を1年間とりました。今年の4月から「こどもちゃれんじぽけっと」に進級しました。
続けることに迷いはありませんでした。「こどもちゃれんじぷち」のおかげで、むすめは1年間でかなり成長したからです。
やるべきことを無理せず教えられた
寝る前にははみがきをする。はみがきには仕上げみがきがあって、ママのお膝にごろんする。
トイレに入る前はノックをする。トイレのあとは水を流す。
自分で着替えをする。道路に出るときには手をつなぐ。遊具で遊ぶ時には順番を守る。おもちゃを借りたい時は「貸して」と言う。
全部、しまじろうが教えてくれました。
友だちが「はみがきしてくれなくて」「トイレに行くのを嫌がってしまって」と悩んでいる中、うちはそんなことはありませんでした。「どうやって教えてる?」と聞かれると「うちはしまじろうだよ」と答えるしかないほどでした。
教材にたよりっぱなしでいいのかな。ママがちゃんと教えた方がいいのかな。
そんな風に思ったこともあります。でも、しまじろうにたよりきっていたわけではありません。
はみがきも、トイレも、着替えも、私がそばにいてあげる必要があります。「ぽけっと」に進級した今は、だいぶ自分だけで遊べるようになりましたが、「ぷち」時代は絵本もおもちゃもDVDも大人が一緒にいないと使えません。
しまじろうはきっかけや後押し。しつけってどうやったらいいんだろうって思った時に、手助けをしてくれました。しまじろうのおかげでママも一緒に成長できた気がします。
もちろん、こどもちゃれんじじゃなくても教えることはできると思います。しつけを教える絵本はほかにもありますし、Eテレでもしつけのコーナーはあります。『ベビーブック』や『げんき』などほかの幼児雑誌を買ってもいいでしょう。
でも、子どもの年齢に合わせて適切な時期に適切な教材が送られてくる。しかも子どもが自発的に動くために工夫された教材だというのは、こどもちゃれんじならではだと思います。
こどもちゃれんじもデメリットはたくさんある
私のまわりにはこどもちゃれんじを取っている人がたくさんいるので、そのママさんたちやネットの口コミなどを見てデメリットをあげつつ、うちのむすめにとってはどうだったのか考えてみます。
教材の量が多い
これはよく言われることですね。たしかに、家の中に細かいおもちゃが散らばります。うちはほかのおもちゃもそれなりに多いので、なおさら。とくに人気のエデュトイ「いろっち」シリーズは床にあるとかなり邪魔です。丸いので蹴飛ばそうものなら転がる転がる。
「いろっち」はこんな感じのマトリョーシカです。赤、青、黄、緑、黒、白、橙、桃色と最大8体届きます。写真にあるオレンジ色のいろっちは『こどもちゃれんじぽけっと』で届いたものです。
一括支払いを選ぶとおもちゃを入れるためのボックスが届きますが、カラフルな段ボールという感じなので、耐久性はありません。何度も出し入れしているうちにちょっと破れてきました。
でも、「一年分の教材が入る」のうたい文句どおり、一年分のエデュトイ+「こどもちゃれんじぽけっと」のエディトイ4月、5月分は収納できています。エデュトイが多い多いと言われますが、カラーボックス一段分程度に収まると考えるとそこまで多くはないですね。
飽きてしまって使わない教材がたまるという人もいます。うちのむすめはいまだに一番最初に届いたエデュトイや絵本も引っ張り出してきて遊んでいます。これは人それぞれですね。
あと、親が一緒に遊ばないといけないから教材が多いと面倒だという意見もありましたが、1~2歳児だと親が一緒に遊ばなきゃいけないのはちゃれんじに限ったことではないのでどうかな。一緒に遊ぶことで子どもとかかわるのはむしろいいことだと私は思います。
月齢に合わない子もいる
やはり4~6月生まれくらいまでは教材が物足りないという意見も聞きます。ちょうど先月できるようになったことが教材で届くとか。一学年先の教材を受講する子もいました。
早生まれの子も教材がまだ使いこなせないということがあるようです。ただ、早い分にはちょうどいい月齢になるまで待てば大丈夫そうです。
うちのむすめは11月生まれですが、とくに教材が月齢に合っていないとは感じませんでした。9~11月生まれくらいの子はちょうどいいと言う子が多い印象。
DMが多い
毎月の教材にもチラシが入っているのに、それと別で「こどもちゃれんじEnglish」のDMがガンガンきます。「いらない」と連絡すればこなくなるのですが、たまに入ってくる教材の見本にむすめが夢中なので拒否はしていません。
一度ベネッセに個人情報が渡ったら連絡しない限りは、高校生になってもDMが来ます。結構突っ込みどころ満載な漫画もあるので楽しいといえば楽しいかもしれませんが。
なくてもいいけれど、あったら便利
結局、デメリットはいろいろあるけれど、それをクリアできるくらいうちの子には合ってました。
受講を迷っている人に言いたいのは
「別になくたって子どもは育つんだけど、あったらしつけが楽できるかも」
「全員に合うわけではないし、全部の教材を気にいってくれるわけでもないよ」
ってこと。
そして実は、ベネッセに頼るのは「こどもちゃれんじぷち」と「こどもちゃれんじぽけっと」まででいいのかなって気がしてます。
「こどもちゃれんじbaby」はやってる子とやっていない子で違いはさほど感じられません。
- 育児で何をしたらいいのかわからなくて困りはてている
- どんな絵本やおもちゃを選んでいいのかわからない
- 絵本やおもちゃはあるけれどお話もしない0歳児とどう遊んでいいのかわからない
という場合にはおすすめです。
『こどもちゃれんじ』って、親がしつけをするのにどうしたらいいのか迷いやすく(幼稚園や保育園に通っていないととくに)、子どもがおもちゃやキャラクターにつられて動きやすい「ぷち」「ぽけっと」世代にぴったりな教材なんだと思います。
「ぷち」から「ぽけっと」へは迷わず進級したわが家ですが、来年度の進級はちょっと迷っています。年少さんからはZ会やドラゼミなどほかの通信教材も出てきますしね。また体験教材などで比較をしていきたいと思います。
「ぷち」と「ぽけっと」は0歳のむすこにも時期がきたら受講してあげようかなと思っているくらい満足です。
ほかに疑問点や何か聞きたいことなどありましたら、コメントや問い合わせフォームからお気軽にどうぞ☆
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