寝る前に絵本を読むのを入眠儀式にしているママは多いですよね。
うちも「絵本を読んだら寝ようね」と言って寝かしつけています。
でも、絵本を読んでもなかなか寝てくれない!
寝室に何冊も何冊も絵本を持ち込み、次はこれ、次はこっち……気がつけば寝室が絵本だらけに!
そんな子におすすめなのが『アンパンマンのこもりうた』です。
『アンパンマンのこもりうた』は絵本4冊分
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2014年8月に発売された『アンパンマンのこもりうた』は普通の単行本サイズの本で、文字量も多め。
購入する前に何度も図書館で借りていたのですが、司書さんに毎回「その本にするの? むずかしくない!?」と言われるくらい2歳の子の読むほかの絵本と比べるとむずかしい印象です。
実はこの本は以前発売されていた「アンパンマンのこもりうた」シリーズ4冊を1冊にまとめたもの。
元々は「ねむねむおじさん」「ねんねんねむのき」「シドロとモドロ」「ゆめのこうま」の4冊。
だから1話8ページの短編が20話分収録されていてかなりのボリューム。
しかも税別900円×4冊=3,600円だったものが、税込1,998円になったのでお得です。
話の内容はいつもの勧善懲悪なお話ではなく、どちらかというとほのぼのとした日常の一こまを切り取ったようなお話。あまり子どものテンションが上がりきらないようにしてあるんでしょうね。
寝かしつけを意識して、赤ちゃんの寝かしつけをするお話や登場人物がみんな眠りについてしまうお話などもあります。
20話もあると、読んでいる親の方は大変ですが、子どもも最後まで読むうちにうとうとしてきてくれます。
もしも寝付けなかった場合には、静かにこもりうたをうたってあげましょう。この本には題名の通り、それぞれの本の最後にはこもりうたが掲載されているんです。もともと4冊だったので、曲も4つ。
楽譜がついているので、メロディがちゃんとわかるようになっていますよ。
普通の絵本から卒業する時にもおすすめ
1ページあたりの文字数が多く、そもそも対象年齢が4歳~6歳なので、2歳~3歳の子だと待ちきれずに文章を読んでいる途中でページをめくりたがることもあると思います。その場合は臨機応変に読んであげてください。
絵しかないような本を読んでいた0歳、同じ言葉の繰り返しが多かった1歳、少し生活に密着したないようになってきた2歳……それぞれの年齢に応じた適切な絵本を選ぶことは大切です。
そうやってだんだんと読める文章量を増やしていくのですが、どこかのタイミングで活字が嫌いになってしまう子がいますよね。
アンパンマンの力を借りれば、少し文章量が多い本も抵抗なく読めるようになるかも。
絵本から児童書への過渡期に『アンパンマンのこもりうた』を読んでみてはいかがでしょうか。
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