わが家は子どもが2人、上が女の子で下が男の子です。
育てやすくていいわねって言われやすい一姫二太郎ですが、困るのが服のお下がり。
どうしても赤やピンクが多いんですよね。肌着なんかは外から見えないからいいかなって思うんですが、外に着る服はちょっと。
むすめは両家ともにとって初孫なのでたくさんかわいい服を買ってもらいました。女の子の服ってフリルがいっぱいでコーディネートもいろいろできて選ぶのが楽しいです。
でも、下の子に着せられない……!
フリルやリボンが付いているのはあきらめて人にあげるとして、赤やピンクの服は男の子に着せたらまずいんでしょうか。
男の子に赤やピンクはあり!
先日、ママ友にお下がりをもらったのですが、よくよく見るとピンクがあります。その家は3人男兄弟。女の子はいません。
男の子ばっかりの家でもピンクの服あるんだ!!
まさに目からうろこ。「お下がりだからピンクでも仕方がないよね、ごめんよ」なんて思っていたのに。
それからよくよくお店で見てみると、男の子でもピンクの服は売られていることに気がつきました。
いままで見えていなかった……自分自身がいかに「男の子は青!!」って決めつけていたか思い知ることに。
国によってはまだまだピンク=女の子という意識が強くて、からかわれることも多いみたいですが、日本にいるうちは大丈夫そうです。
赤はまったく問題ありません。
そもそも赤はヒーローの色なので、男の子にも人気があります。
男の子に赤やピンクを着せてると何か言われる?
赤やピンクを着ているとどうしても「えっと……男の……子?」と聞かれることが増えます。やっぱり見ている人は混乱するということ。
たまに堂々と「それ、女の子の服じゃない?」「完璧に女子じゃん!!」って言ってくるママ友もいました。
ただ、うちは下の子が女顔らしく、青系のコーディネートで明らかに男の子の格好させていても「女の子かと思ってたー!!」と言われるくらいだったので、意外と服装は関係ないのかなぁって気もします。
「男の子なのにしつれいね!」「やっぱり変なのかな」
そんな風にイライラしたり、モヤモヤしたり、ママが少しでもマイナスの感情を抱くのであれば止めた方がいいのかも。ママが堂々としていれば周りも意外と気にならないものです。
上下の組み合わせを工夫して着せよう
上下とも女の子からのお下がりにすると、もろ女の子風になります。
とくに姉弟だと、あとで写真を見た時にも「これってお姉ちゃんが着てた服だなぁ」って感じに。
上をピンクにしたのなら、下は男の子らしいズボンにするなど組み合わせに気をつけた方がいいです。
私は色彩センスが絶望的にないので、上がピンクだと下に何色を着せたらいいのか、めちゃくちゃ悩んでしまいます。
重宝するのは普通のジーンズでした。
子ども服は派手な色や柄ものが多いけれど、どんな組み合わせにも使えるようにシンプルで落ち着いた色の服をひとつ持っておくと便利です。
お下がりさせやすい服を買うようにしよう
私は上の子の服を買う時には、下の子がどの性別でもいいような服を買うようにしていました。
女の子らしい服はほうっておいても義両親や親戚が買ってくれたので、自分はユニセックスな感じにしようかと。
下の子の性別が男の子だとわかってからは、ますますどちらでも着せられる服を選びました。
気をつけていたポイントは4つです。
- Tシャツやジーンズ
- シンプルなデザイン
- 乗り物やハートなどがついていない
- 黄色、水色
Tシャツやジーンズ
女の子の服だとチュニックやワンピースって買う機会が多いです。下もスカッツが使い勝手がよくて選びがち。
でも、お下がりのことを考えなくても、Tシャツやジーンズはある程度必要です。
むすめの時にはなんかかわいくって、スカッツばかり3着も持っていたときもありましたが、気がついたら上もチュニックばっかり。
チュニック+スカッツは絶対にない組み合わせです。あわてて普通のTシャツやスパッツを買いましたよ……。
そしてチュニックとスカッツは男の子には着せられないので、全部友だちにあげました。普通のTシャツやジーンズも持っておくとお下がりしやすいです。
シンプルなデザイン
女の子の服に付いている率が高いのが、フリルとリボン。
かわいくって思わず手に取ってしまうのですが、気がついたらフリルとリボンだらけに。
トップスにもフリル、ボトムスにもフリル、バックにもフリル……フリルばっかり!!
せっかく女の子ですもの、フリルの服も欲しいですよね。
でも、フリルは絶対に男の子には着せられません。
シンプルなデザインを選んだ方がコーディネートも楽でよかったです。
乗り物やハートなどがついていない
車や飛行機などの乗り物がついていると男の子、ハートがついていると女の子の服に見えます。
なるべくそういった柄のついていない服を選んだ方が無難。
でも、子ども用の服って無地ってあんまりないんですよね。柄 on 柄になってしまうことが多くて困ります。
無地を見つけたら一枚は買っておくといいですよ。
柄もので、男の子でも女の子でもOKで合わせやすいのは、
- ボーダー
- チェック
- 星柄
コーディネートもしやすいです。
動物柄もいいんですが、全体的にライオンや象は男の子、うさぎや猫は女の子の服に多い印象。
両方いけるのは……ペンギン? 鳥は比較的どっちでもいける気がします、ひよことかペリカンとか。
あとは赤ちゃん本舗などでたまに売られている絵本モチーフのTシャツや、ディズニー系のTシャツも性別を選ばないので重宝します。
黄色、水色の服を選ぶ
赤やピンクは女の子、青や緑は男の子のイメージがつきやすいので、鉄板は黄色。
水色は『不思議の国のアリス』や『アナと雪の女王』の影響で、最近は着ている女の子が増えました。とくにアナ雪効果はいまだにかなりあります。
女の子でも男の子でもいける色ですね。
同系色でオレンジや紫なども、どちらの性別でもいける色かなと思います。
“らしい”服をバランスよくそろえよう
いくらお下がりで使いたいといっても、全部をお下がりを考えて買うのは嫌ですよね。ときめきがありません。
やっぱりその子だけの服も買ってあげたい。
男の子、女の子という差ももちろんなんですが、その子のことだけを考えて選ぶ服っていいですよね。
うちがむすめは割と青が似合うし、むすこもピンクが似合います。
性別だけを考えたら選ばない色。
でも、子どもの顔を思い浮かべれば、買ってもいい色。
先日も、フリルやリボンがついている青い服をむすめに買いました。絶対にお下がりにはしない服。
でも、むすめの顔だけを思い浮かべて買う服。
レジに持っていく時にわくわくしました。
同じようにむすこにも新しい服を。
お下がりがたくさんあるから、とくに必要ないけれど、その服を着ているむすこを想像したらうれしくなったんですよね。
そういった服は買ってあげるべきかなと。
新しい服ばかりを買ってあげるのは節約意識が邪魔して無理だけれど、お下がりばかりにならないようにバランスよく服を買ってあげたいですね。