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断乳はいつから始めるの? 夜間断乳から始めたスケジュールをご紹介。

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子どもが1歳に近づいてくると「断乳する?」みたいな話題がちらほら。

「断乳ってした方がいいのかな?」と思っているママにはぜひ夜間断乳からするのがおすすめ。

私は上の子のときに急に断乳してしまい、おっぱいはカチコチ、乳腺炎になりかけて発熱。もうめちゃくちゃ大変でした。

でも、下の子のときには夜間断乳(夜の間だけおっぱいをあげるのをやめる)をしたらスムーズにそのまま断乳できました。

そんな自分の経験から

  • 断乳はいつから行うのか
  • 準備しておくものはあるのか
  • 断乳までのスケジュール
  • 断乳をスムーズに行うポイント

をお伝えします!

断乳はいつから始められるのか

  • 離乳食が進んでいる
  • おっぱい以外の水分補給ができている

というのがポイントです。

離乳食も3回食まで進んでいれば、栄養の割合は離乳食7割おっぱい3割くらいになっています。

おやつなどの捕食までできていれば9割がた食事で栄養がとれています。

離乳食が進んでいれば断乳に踏み切っても大丈夫でしょう。

おっぱい以外の水分補給ができるかというのも大事なポイント。

息子はおっぱい大好きでなかなか麦茶を飲んでくれませんでした。

ずっと差し出してもプイっと顔をそむけてしまうんですね。

「究極に喉乾いたら自然と飲むよ」と言われても「その前に脱水してしまったらどうするのだ……」と思って不安でした。

できれば麦茶を飲むようになってからの方がいいですね。

  • 最初は薄めてみる
  • お風呂上りなど喉が渇いていそうなときに飲ませる
  • 麦茶ではなく砂糖水などからスタートしてみる

など徐々におっぱい以外の飲み物に慣らしてあげる感じでやってみてください。

ひとり歩きや意思疎通ができているとより安心

  • ママから少し離れて遊べる
  • しっかりあんよができる
  • ママの言葉がある程度理解できる

ここまでできていると断乳はしやすいかなというポイントです。

やはり甘えん坊な子の方が断乳はちょっと手間取るかなという印象。

精神的にママ離れが少しできているとスムーズです。

一人で歩くようになると日中に体を動かす分、夜は力尽きてコテンッと寝てくれることもありますね。

よく赤ちゃんの心の準備のために「この日におっぱいとバイバイしようね」と伝えるといいよって言われるんですが、これもママの言葉がある程度わかっていないとむずかしいかなぁと思います。

ママが「いける!!」って思ったタイミングがベスト

ただ、これはあくまで目安。

上の子のときは私が薬を飲まなければならなくなり、10ヶ月のときに断乳をしました。

まだ歩くことはできませんでしたし、言葉の理解もできていたのかどうか……。それでも断乳できました。

最重要事項は、おっぱい以外で栄養や水分が補給できるかどうか

でも「うちの子、全然離乳食を食べないから断乳も無理かな……」って思っていたのに、おっぱいをやめたら離乳食をもりもり食べるようになる子もいます。

ママが「いける!!」って思ったタイミングでやってみましょう。

まわりを見ていると、だいたい1歳頃になると断乳を考えるママが多いです。

  • 夜間授乳によるママの疲労がピーク
  • 職場復帰を考えている
  • 次の子の妊娠を考えてる

などなど理由はいろいろありますが、1歳頃というのはママにとっても子どもにとってもちょうどいいタイミングではあります。

断乳するのに向いている時期

実は断乳をすると風邪をひきやすくなります。

赤ちゃんはママのおっぱいから免疫力をもらっているからと言われていますね。

  • 断乳によるストレス
  • 断乳時に体をあたためてはいけない
  • 断乳による生活リズムの変化

などなどママが体調を崩しやすい原因もいっぱい。

冬はただでさえ体調を崩しやすいので避けた方がいいですね。

夏も水分補給が減ってしまうのが心配だということでやめた方がいいとはよく言われます。

できれば春や秋がベストです。

とはいえ……私自身は子ども二人とも冬に断乳してるんですがね……がっつり母子ともに風邪をひきました。

断乳をする前に準備しておくといいもの

  • 助産師さんへの乳房ケアの予約
  • 牛蒡子・ハーブティ
  • 断乳するぞという強い意志

助産師さんへの乳房ケアの予約

必要なかったというママも多いですが、乳房ケアは念のため予約を取っておくといいです。

断乳でおっぱいがカチコチになって乳腺炎になりかけることもあります。

つらくなってから行こうとしても空いている助産師さんがいないと大変……。

「断乳をする予定なので……」というとアドバイスをくれることもありますよ。

牛蒡子・ハーブティ

ぜひ持っておくとおすすめしたいのが乳腺炎予防の飲み物。

「乳腺炎に食べ物は関係ない!!」と言われる今日この頃ですが、私は体感的に牛蒡子やハーブティを飲んでいたときにはおっぱいのつまりがありませんでした。

お守り的に持っておくと安心です。

私が飲んでいたのは以下の三つ。

「断乳するぞ」という強い意志

かなり大事です。

ママや赤ちゃんの体調不良などで中断しないといけないことはあります。

それでも「赤ちゃんがかわいそう」「やっぱりやめておこうかな」くらいでやめてはいけません。

やると決めたら確実に断乳!

一晩泣き続けても断乳!

そのくらいの強い意志が大事です!

夜間断乳~本格的な断乳までのスケジュール

断乳の一か月前

  • コップやストロー飲みの練習をする
  • おっぱい以外で水分補給する練習をする
  • 授乳回数を一回減らしてみる
  • おっぱい以外の寝かしつけ方法がないか模索

断乳の2週間前←夜間断乳!

  • おっぱい以外の寝かしつけ【夜間断乳】

断乳の1週間前

  • 日中の授乳回数を一回減らす
  • ぐずったときにおっぱい以外で気をそらす練習

断乳の3日前

  • 日中の授乳回数を一回減らす

断乳後

  • 乳房マッサージを受けに行く
  • 半年後くらいに乳がん検診を受ける

断乳をスムーズにするポイント

一か月くらい前から徐々に徐々に授乳回数を減らしていくのが本当におすすめ。

最終的には「日中に一回だけ」くらいにしておくと楽勝ですね。

そのために、おっぱい以外で気を引けるものを増やしておきましょう。

  • お散歩
  • 公園遊び
  • おもちゃ
  • 絵本

とくにお散歩や公園遊びで体力を使っておくと力尽きて寝てくれる日が少し増えます。

「おっぱいなしで寝れる」という体験を増やすのが大事です!

断乳に失敗してしまったら

  • ママがどうしてもつらくなってしまった
  • 子どもが体調を崩して栄養や水分をおっぱいからしか取れない

など、断乳がうまくいかないときはあります。

私も「断乳してみようかな?」と思って、やっぱり無理だったことは何度もあります。

断乳は無理にしなくてもいいものです。必要以上に自分を責めないでくださいね。

いつかフッとできる日がきますので「いまはそういうタイミングではなかったんだ」と思って、落ち着いたら再チャレンジしてみましょう。

断乳にはメリットもいっぱい!

「こんな大変そうな断乳を本当にしなきゃいけないのかなぁ……」って思うママもいるかもしれませんね。

断乳は無理にしなくてもいいですが、メリットも色々あります。

  • 赤ちゃんが精神的に成長する
  • 離乳食をよく食べるようになる
  • 夜ぐっすり眠れるようになる

断乳・卒乳は赤ちゃんの自立の第一歩。精神的にぐっと成長することになります。

乳児ではなくなるってことですもんね。

おっぱいでの栄養補給がなくなった分、食事をしっかり食べるようになります。

とくに添い乳で寝ていた赤ちゃんは、眠りが浅くなってもおっぱい以外で寝る方法を身につけるので朝までぐっすり眠れるようになります。

おっぱい以外のものに目を向けさせよう

おっぱいは赤ちゃんにとって安心できる大切なもの。

なくなってしまうことは赤ちゃんにとって一大事です。

断乳を決めたら、おっぱい以外に楽しいこと、安心できるものをあげましょう。

昼間だったら外にでかけてみたり、おもちゃをあげてみたりして、おっぱいから気をそらします。

甘えたくておっぱいを求めてきたなら、ぎゅっと抱きしめてあげて、おっぱいはなくてもママといれば安心できると伝えてあげるといいです。

ママの気持ちも大切。

夜間授乳が続くと「いつまでおっぱいをあげなければいけないんだろう……」ってつらい気持ちになっていたのに、いざ断乳するとなると寂しくなってしまいます。

でも、子どもとのスキンシップはおっぱいだけではありません。

おっぱいをあげなくなっても、ママに向けられる笑顔は本物だし、ぎゅっと甘えて握ってくれる手や抱っこしたときのぬくもりは変わりません。

むしろおっぱいをあげているときよりも、絆を強く感じることができるかもしれません。

断乳はやり始めたら振り返ることなく一気にやるのがポイント。

ママも赤ちゃんも精神的にストレスがかなりかかるので、余裕があるときに始めてみましょう。

ABOUT ME
葉桜 ふみ
5歳娘、3歳息子のママ。静岡県の西のほうに住んでます。 元塾講師(小中学生中心 / 全教科担当 / 9年) 自分の体験をもとにした妊娠・出産・子育て情報を発信しています。
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