1歳にして息子の断乳をすることにしました!
ただ問題は寝かしつけが必ずおっぱいだったこと。
おっぱいなしで寝てくれるのかな……娘のときにはおっぱいが張って痛いのにめちゃくちゃ暴れてしんどかった……。
- 寝かしつけ方法も変えることができた
- よく寝てくれるようになった
- 授乳回数は減ったのにおっぱいは張らない
断乳するなら絶対に夜からをおすすめします!
ただ、抱っこやおしゃぶりに頼らない方がいいです。
せっかく寝かしつけ方法を変更するなら、思い切って抱っこやおしゃぶりもやめてしまいましょう!
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夜間断乳から進めたほうがいい理由
夜間断乳から進めたほうが絶対にいいと感じた理由は3つあります。
- 母乳の量を徐々に減らすことができる
- 断乳と寝かしつけ変更が同時ではないから楽
- 昼間の断乳はすぐにできる
いきなり断乳をしてしまった娘のときと比べてぐっと楽になりました。
母乳の量を徐々に減らすことができる
夜間は母乳の生産量がかなり増えます。
とくに夜11時から朝5時までの間は、母乳を作るホルモンの分泌量が昼間の1.5倍!
夜間に母乳をあげ続けていると、体はいつまでたっても母乳を作り続けてしまうのです。
分泌量がなかなか減っていない状態で完全断乳しようとすると、おっぱいがかなり張って大変です。
実は娘のときには、薬を飲まないといけなくていきなり完全断乳をしたんです。
おっぱいがガチガチになって、ふとんがびっちょびちょになるくらい母乳がしたたり、熱と頭痛に悩まされました。
昼間の授乳はほとんどなく、寝かしつけくらいしか授乳していなかったのにです。
しかも娘のときには混合だったので、そんなに母乳は出ていないはず。
やはり夜間にかなり母乳が作られていたのです。
私は今回、息子の断乳を夜間から始めることで、徐々に母乳の分泌量を減らすことができました。
断乳と寝かしつけ変更が同時ではないから楽
寝かしつけ方法を変えるのはかなり骨が折れます。
断乳も寝かしつけ方法の変更も一般的には3日かかると言われます。
寝かしつけ方法の変更は1週間くらいかかることも。
両方とも赤ちゃんにとってはかなりストレスになり、毎晩泣き続けます。
断乳を始めるとママのおっぱいはガチガチになり、乳腺炎になりかけることもあります。
その状態で暴れる我が子をあやさなければいけないのはかなりつらいです。
せめて少しくらい抱っこしてあげようと思っても、おっぱいが痛くて抱っこできないんです。
夜間断乳から始めれば、おっぱいが張ってきてしまっても「朝になったら吸わせることができる」と思えば耐えられました。
昼間も同時に断乳し始めると、おっぱいは2~3日目にかなり張ってきてつらいですが、夜間だけなら逆にしぼんでくるので楽になります。
昼間の断乳はすぐにできる
夜間断乳をすると、昼間の授乳が少し増えます。
夜のイチャイチャが減った分、昼間に甘える感じです。
でも、昼間の授乳は遊んであげたり、外に連れ出してあげたりすることで気をそらすことができます。
割とすぐに回数を減らすことができるので、最初は思う存分、飲ませてあげていたとしても、すぐに減らしていくことができます。
断乳で足りなくなった水分補給は麦茶などで代用していけば大丈夫です。
断乳中の寝かしつけに抱っこやおしゃぶりはおすすめしません
寝かしつけといえば抱っこやおしゃぶり。
でも、いまから寝かしつけ方法を変えるのであれば、抱っこやおしゃぶりはやめたほうがいいです。
赤ちゃんの眠りは1時間おきに浅くなるからです。
人は寝ているときに、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しています。レム睡眠は浅い眠り、ノンレム睡眠は深い眠りです。
清水悦子さんの『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』に赤ちゃんの眠りについての説明があります。
大人の場合、1セットにかかる時間が90~120分です。
新生児の場合、1セット40~50分、生後3ヵ月で50~60分、2歳で75分、5歳でようやく大人と同じ90分に近づきます。
赤ちゃんは、眠るのがまだ上手にできません。眠りが浅くなったときに、次の深い眠りへの切り替えがうまくいかず、目を覚ましてしまうこともたびたびあります。
うちの息子も1時間おきに目を覚ましては、おっぱいをずっと吸っていました。
1時間寝て、1時間おっぱいを吸って、1時間寝て、また1時間おっぱいを吸っての繰り返し……しんどかったです。
この起きるたびにおっぱいを吸わせていたのがいけなかった。
再び眠りに戻るために、赤ちゃんが「いつもと同じように寝かせてほしい」と、ママにお願いして泣くことが、多い場合で40~60分ごとにあるかもしれないということです。
まさに息子のこと。
では、おっぱいで寝かしつけするのをやめた場合、どうなるのか。
やっぱり1時間おきに起きて泣くんです。最初のうちは。
そのときに抱っこしてあげていると、1時間おきに抱っこしないと寝なくなります。
せっかく寝かしつけを変えるのであれば、ママが大変ではない寝かしつけ方法に変えるのがベスト!!
背中トントンくらいならママが寝ながらでもやってあげられますよね。そのくらいにしておくのがいいです。
よく言う入眠儀式というのも、うまい方法が見つかればすんなり寝てくれるようになります。
おしゃぶりも断乳するころには使わない方がいいかなって思います。
今度はおしゃぶりを取り上げるのにまた大変な目に合いますし、断乳する頃にはそろそろ歯並びも気になるころ。
いまさらおしゃぶりを使い始めるのは、またあとが大変です。
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抱っこやおしゃぶり以外でおすすめの寝かしつけ方法
抱っこやおしゃぶりに頼っちゃいけないと言われると、どう寝かしつけたらいいのか悩んでしまいますよね。
おすすめの寝かしつけ方法は3つあります。うちはこの3つで乗り切りました!
静かな音楽と映像で気をそらしてあげる
オルゴールみたいな静かな音楽を流して気をそらします。
そこで背中トントンやどこかをさすってあげるようにすると、だんだん眠くなってきます。
うちは『ディズニーキャラクターズ天井いっぱい!!おやすみホームシアター』を使用。
うちの低い天井の狭い部屋だとピントが合わなかったり、画面が全部映らなかったりはしつつも、子どもは喜んで見ています。
- タイマーを15分でセット。
- 映像と音楽を楽しんで、ちょっとうとうとさせる。
- そのまま寝そうなら背中トントン。
- うとうとしてたらディスクを外して音楽だけ流す。
- まだまだ元気だったら延長戦。
最近では絵本を読んで、ホームシアターをつけて、消えたら寝るというのが一連の流れができていて、すっかり入眠儀式になっていますよ。
友だちの家では最初かなり興奮してしまって「え、これで本当に寝てくれるかな?」と思ったものの、ずっと興奮し続けるわけではなく、だんだん眠くなってきて寝てくれるようです。
少し落ち着くまでに時間がかかるものの、おっぱいから気がそれるならいいかなぁという感じだと言っていました。
ひたすら背中トントン
もう本当にひたすら背中をトントン叩いていました。
身体のどこかをさすってあげる
よく言われるのは眉間やおでこですが、子どもが安心できそうなところをさすります。
どこをさするのがいいのかは子どもによって違うようなので、いろいろなところを探ってあげましょう。
うちは息子は眉間ですが、娘は耳です。
背中やお尻、足などの場合もあるようですよ。
さすってあげるついでにベビーマッサージをしてあげるのもいいと思います。
わが家も何度かベビーマッサージの体験教室に行っていて、マッサージのあとはかなりよく寝ました。
触れ合うことでリラックスできますし、血のめぐりがよくなり、呼吸も深くなって安眠できるようです。
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どうしてもダメなときは眠くなるまで付き合う
どんなに暴れまわっていても眠くなれば寝ます。
絶対に私と一緒じゃなきゃ寝れなかった娘。息子の出産入院のときはとても心配でした。
夫にどうやって寝かしたのか聞いたら「眠くなるまで放っておいた」
私は21時までに寝かせたくて必死でしたが、夫はもう12時まででもスマホをいじりながら付き合ったと。
眠くなったらパタッと力尽きて寝たというのです。
まぁ、それもそれでアリかなぁとは思います。
ひとまず自力で寝てますからね。
夜間断乳するとママも赤ちゃんも安眠できる!

最初の3日間は地獄で、夜が来るのが怖かったのですが、4日目の夜からは寝る前も夜中も泣くことがなく、久しぶりに幸せな気分で寝ることができました。
息子にとっても、自力で寝れるようになったことはプラスになったと思います。
私がいなければ寝られなかったのが、誰と一緒でも眠れるようになりました。
不思議なのは、私ではなく、娘に擦り寄って寝ようとするのが増えたこと。昼間もずっとお姉ちゃん大好きっ子なんですよね。
少しママは寂しいですが、このまま仲良し姉弟でいてくれるといいなと思います。
夜間断乳が3日間かけて成功し、明後日にはいよいよ完全断乳を始めるつもりです。
AMOMA(アモーマ)の卒乳ブレンドを飲み始めたこともあり、まったく張ることのなくなった我がおっぱい。
あとは朝一とお風呂あがりの授乳だけなので、うまく気をそらしておっぱいバイバイしたいと思います。