甘くておいしい果物、いちご。大好物だという子は多いですよね。春休みやゴールデンウィークのイベントとしていちご狩りに出かける人も多いと思います。
妊婦や子ども・赤ちゃん連れで行く場合、気をつけなければいけないことをまとめました。
場所を決めるときのポイント
高設栽培をしているかどうか
いちごの栽培は高設と地耕があります。妊婦や赤ちゃん連れには高設がおすすめ。
地耕はかがまなければいけないので、妊婦や抱っこひものママにはつらいです。子どもたちがいちごを踏みつぶしてしまう恐れも。
ただし高設タイプだと背の届かない子も出てきますので、ママが取ってあげる必要があります。せっかく来たのに自分で取ることができないのはさみしいかもしれませんが、子どもは意外と食べることに夢中で気にしません。「どれを取る?」と聞いて指さしたものを取ってあげると、一緒にいちご狩り気分が味わえると思います。
ベビーカーは入ることができるか
高設タイプなら通路にベビーカーが入ることは可能なハウスが多いですが、幅が狭い場合が多いです。ハウスに行くまでも、じゃり道やぬかるんでいる場所が多く、かなり動きにくいことも。
赤ちゃんは乗せていくよりは抱っこひもで抱え、ベビーカーは荷物置きとして持って行くといいでしょう。
制限時間
なるべく制限時間のないところを選ぼうとしがちですが、子どもの集中力は20分程度で切れてしまうので、なくていいと思います。
品種を選べるかどうか
いちごも品種によっては酸味が強く、かなりすっぱいものもあります。子ども連れだとなるべく甘い品種を選べた方がいいですね。普段食べているいちごと同じ味の方が子どもがいっぱい食べられることも。
ご当地いちごを食べてみたいなという気持ちもあると思いますが、予約の時に味をきちんと確認して、子どもに合わせてあげましょう。
清潔なトイレがあるか
いちごは水分が多く、たくさん食べるとトイレに行きたくなります。ただでさえ、妊婦はトイレが近くなりがち。
いちご農園の中には簡易トイレしかないところもあります。簡易トイレは和式が多いですし、清潔ではありません。臭いも気になります。妊婦や幼児連れが使うのはちょっと不安ですよね。きれいなトイレがあるかどうかは確認しておきましょう。できれば洋式があるとなおいいです。
農園になさそうな時は、近くにトイレを借りれそうなコンビニやお店があるか探しておくといいですね。
おむつ替えシートはないことが多いので、車内で替える覚悟をしていきましょう。
持ち物
- ウェットティッシュ
- 食事エプロン
- タオル
- 飲み物
ウェットティッシュはおしりふきで代用しても。いちごで手が汚れますし、走りまわって転ぶこともあり、思ったよりもたくさん使います。近くに手洗い場がなかったり、あっても石鹸がなかったりするので、除菌タイプも持っていくといいです。心配な人はアルコールジェルもあると便利。
あとは普段のマザーズバックを持っていけばOKです。
行ってから気をつけること
高設式のハウスの場合、子どもたちが下をくぐりぬけて縦横無尽に動き回ります。どの列に行ってしまったか見失うことも。ママはかがんで探さないといけないので大変です。子どもが走り回らないよう最初にきちんと言い聞かせておきましょう。
とはいえ、言っても聞かないお年頃の子もいますよね。できるだけいちごに集中させ、走りまわり始めたら時間内でも終了してしまいましょう。ママたちが食べきれていない時は、食べる組と子どもを見ている組に分かれるとスムーズに食べられます。
まとめ
いちごはビタミンも葉酸もたくさん含んでいるので妊婦にはぴったり。実際に実っているいちごを取って食べることは食育になります。
妊婦や子連れでのお出かけは大変ですが、事前準備をしていくことでかなり楽になります。みんなでいい思い出ができたらいいですね。