大きな地震が来ると言われている静岡県に住み始めて12年あまり。その間に各地で大きな地震がありました。
次はここかもしれないと常に思い、備えをしてきました。
子どもが生まれて、備えなければという気持ちはますます強く。さらに子どもが増え、2人をどうやったら守れるだろうと考える日々。
まずは普段の持ち物から見直してみることにしました。
マザーズバッグの中身を点検しよう
非常時に1日どこかで過ごす場合を想定して荷物を用意するようにします。
- 財布
小銭、通帳や保険証券の番号メモも入れておく。 - 健康保険証、免許証
- 携帯電話
出かける前にフル充電しておく。
可能なら携帯充電器も持ち歩く。 - 授乳グッズ(授乳ケープ、固形ミルク、お湯)
- 水入りベビーマグ
- 母子健康手帳、お薬手帳
- 常備薬、ばんそうこう
- 紙おむつ4枚以上
最大3日分、1日1枚×3日+予備 - おしりふき
- おむつかぶれの薬
- 除菌ウェットティッシュ
- ハンカチ、タオル
- ティッシュ
- ビニール袋(ファスナー付き)
- おやつ
- おもちゃ
- エコバック
- ソーイングセット
- メガネ、コンタクト用品
- メモ用の紙、筆記用具
- マスク
- 笛
- 小型LEDライト
- ヘッドライト
- 抱っこひも
以上の物は、普段持ち歩くにも無駄なものではありません。むしろ必要なものだと思います。
余裕があれば、着替えも持ち歩きたいところ。バッグの大きさと相談して入れば入れるようにしましょう。
バッグは両手が使えるようにリュックがおすすめです。
子どもが2人以上いる場合、下の子は抱っこひもで前に抱え、背中にリュックを背負い、上の子の手をしっかり握って移動します。
トートバッグや横かけかばんだとバッグが邪魔になるかもしれません。横や下が見えづらく、子どもを見失う可能性も。
軽いリュックを用意しましょう。
片づけ本には、「家に帰ってきたらバッグの中身は全部出して収納」と書いてあることが多いですが、防災の面から言うと、荷物はバッグにすべてつめっぱなしの方がいいです。
私は家に帰ってきたらおむつやティッシュなどの消耗品を補充して、バッグは玄関に置いています。
玄関に置いてあるのも片づけ本的にはNGでしょうが、収納しておいて出せなくなったら困ります。
昔から地震に対する備えをしっかりしていた実家では、母親は毎日自分のバッグを寝床に持っていきます。とっさにそのバッグを持って逃げられるように。
非常時には玄関から出られるかどうかわかりません。母のように常にバッグを持ち歩くのもありかなとも思っています。
ちなみに、おむつは災害時に、トイレの代用やナプキンの代わりはもちろん、止血や保冷剤代わりに使えます。以下の記事に詳しく書いてありますので、確認してみてください。
車のトランクにも積んでおく
車で移動することが多いママの場合は、車内に備蓄品を積んでおくといいです。
いくら家の中に備蓄品をそろえていても、家に帰れなければ意味がありません。
紙おむつやおしりふきなどのストックの保管場所を車にしておくのもいいでしょう。
毛布やバスタオル、懐中電灯なども積んでおくと便利です。
防災講座の先生は、水や少量なども積んでいると言っていました。夏を越すとさすがに怖いので、秋になると入れ替えるそうです。
非常時にそのまま車から出して持って行けるよう、リュックなどにまとめて入れておきましょう。
歩ける子どもには自分のリュックを
あまり重い物は持たせられませんが、自分のおむつとお菓子くらいは自分で持たせましょう。
普段からそういう習慣をつけておけば、災害時にも抵抗なく自分の荷物は自分で持ってくれます。
考えたくはないですが、もしはぐれてしまった時にも役に立ちます。
身元がわかるよう、名前・住所・電話番号のわかるものを入れておくといいです。
子どものリュックもママのバッグと同じく、避難時にすぐに持ち運べるよう玄関に一緒に置いておきましょう。
まとめ
子どもがいれば常に持ち歩くであろうマザーズバッグ。
赤ちゃんの頃はパンパンに荷物が詰まっていたのですが、むすめが2歳になると必要最低限のものしか入れなくなりました。
とりあえずおむつ2枚を入れるだけという日も。これでは何かあった時にどうしようもないなと反省しました。
非常持ち出し袋は別に用意してはいたのですが、いざ持ってみたら重すぎて運べない重さに。ましてや子ども2人を連れて運ぶのは私一人では大変。
非常時にはパニックになって、普段通りの行動すら取れないかもしれません。
だからこそ、普段のマザーズバッグが非常持ち出し袋になっていれば安心です。
備えはしなくてすめばそれにこしたことはありません。
でも、備えておいてよかったと思うことはあれど、備えておかなくてよかったと思うことはまずありません。
自分と子どもを守るため、普段からしっかりと備えをすることが大切です。
別ブログですが、ミニマリストやシンプルライフを目指しながら必要最低限のものを用意するコツを書いています。参考にしてみてください。