7か月くらいから段差をのぼるようになった息子。10か月を超えた今月、ついに2階まで階段をのぼれるようになりました。
そうなると怖いのが、目を離したすきに一人で階段をのぼること。
上の子ひとりの時には設置しなかったベビーゲートですが、さすがに二人目ともなると目が行き届きません。
一人目が階段をのぼり始めてから2年、迷いに迷って購入したベビーゲート。選び方と設置のコツをまとめました。
【事前準備1】設置する場所の幅と高さを計測
購入する前に設置する場所の幅と高さをしっかりはかっていきましょう。
「当たり前だよ!!」って思われるかもしれませんが、意外と計測しないまま「どれでも大丈夫っしょ」って買ってきて失敗する人がいるようです。
家によって階段や廊下の幅は違いますし、とくに階段上に設置する場合、手すりがついているとかなり高さに制限がかかります。
うちは階段の手すりとスイッチが高さ70cmのところにあって、階段上につけるベビーゲートは大きさが合いませんでした。
階段上用ってちょっとごつめに作ってあるのか、でかいんですよね……。
結局、廊下に設置することになったので、廊下の幅もはかっていってよかったです。廊下の幅は77cm。こちらもゲートによってはアウトでした。
【事前準備2】壁の下地補強が入っているか確認
ベビーゲートを設置する壁には補強が入っているか確認しましょう。
ゲートは突っ張るタイプやビスで固定するタイプなどがありますが、どちらの場合でも下地はあった方がいいです。
とくにネジで固定するタイプは、下地のある場所にネジをつけないと、寄りかかった重みで壁ごとぼっこり取れてしまうことがあるそうです。
突っ張るタイプを買った場合も、突っ張ったところがへこんだり、穴が空いてしまったりするのだとか。嫌ですね……。
壁をノックして、かたい音がするところが下地あり、軽い音がするところが下地なしです。
うちは家を建てた時に住宅メーカーさんから針を通して下地を探す道具をもらったので、それで探しました。
「設置したい場所に下地がない!!」ってこともあります。わが家も結局、下地は見つかりませんでした……。
突っ張りタイプなら最悪、下地がなくても大丈夫そうなのでそのまま設置することにしました。
どうしても気になる場合は置くだけのタイプもあります。2歳を過ぎると子どもで動かせてしまうのが難点ですが。
耐震ジェルマットとの併用がおすすめ
壁に突っ張りあとがつくのを防ぐのと、ぐらつき防止用です。
下地がない場所に設置することになったので、少しでもなんとかならないかという思いもあり、挟んでみました。
普通の板とかでもいいみたいですが、耐震ジェルマットをつけることで、夫が寄りかかってもびくともしないほど頑丈になりました。
オートクローズ&開放ストップ機能が便利
※Amazonは2018/09/25時点で取り扱いありません
うちは西松屋で『クルーミー ママトールゲート』を買いました。色もダークブラウンで家の内装と合う感じだったのでよかったです。
高さが65cmなので、頑張ればまたぐこともできるのがうれしい。
- 前後どちらにも開放
- いたずら防止のダブルロック
ほかに付いているとうれしいのが、「オートクローズ」「開放ストップ」機能です。
オートクローズ
「オートクローズ」は手を離すと勝手に閉まってくれるもの。
いくらダブルロック機能があっても、きちんと閉まっていなければ意味がありません。
慣れてくると面倒になってロックするのを怠りがち。勝手に閉まってくれれば安心です。
ただ、勝手に閉まるということはそれだけの勢いでゲートが閉まるということ。手を離す時にはゲート付近に子どもがいないか確認してくださいね。
開放ストップ
「開放ストップ」は逆に、90度以上開くとゲートが開きっぱなしになるというものです。
ものを運ぶ時にはいちいちダブルロックを開け閉めしているのは大変ですからね。
とくにうちは廊下にゲートを付けることになったので、ゲートの先には階段のほか、洗面所とお風呂、トイレがあります。
子ども2人を抱えてお風呂に行く時にはゲートは開けっぱなしにしています。
ベビーゲートのことも考えて家を建てよう
もし、これから家を建てる予定なら、ベビーゲートのことも考えて家を建てることを絶対におすすめします。
うちは階段だけでなく、キッチンもベビーゲートがつけられない作りになっています。カウンターキッチンで、片方は引き戸、片方は壁がありません。おかげでキッチンに子どもが入ってくるので毎日ヒヤヒヤしています。
知り合いはきちんとベビーゲートをつける場所まで考えて設計をしたそうで、危険なところにはきちんとベビーゲートが取り付けられていました。うちもそうすればよかった。
赤ちゃんだけでなく、ペットを飼うことになって、ベビーゲートをつけるかもしれませんよね。あとは、考えたくもないですが、夫婦のどちらかが認知症になってゲートをつけることになるかも。
なかなか家を建てるときに考えもしないことなんですが、頭の片隅にでも入れておくと、あとあと後悔しなくてすみますよ。