残暑が終わったと思ったら急に寒さが増して、慌てて冬のパジャマを用意するママも多いのではないでしょうか。
夏は汗を吸う綿素材のものを着せていたと思うのですが、冬のパジャマは素材に迷います。
でも、寒いからと思って着せすぎは禁物。冬は”暑さ対策”が必要になってくるんですよ。
夏も冬も基本は肌着+パジャマ
赤ちゃんも含め、子どもから大人まで、寝る時は「肌着+パジャマ」が基本です。
とくに子どもは就寝中もかなり汗をかくため、吸水性の高い肌着が必須。
お腹が冷えるといけないので、ロンパースタイプの肌着にするといいです。
うちの娘はもうすぐ3歳になりますが、まだまだ寝る時はロンパースタイプの肌着を着せていますよ。
とにかく寝相が悪いので、気がついたらお腹が出ていて心配。
パジャマ自体も腹まきがついているタイプや、上下をくっつけるボタンがついているタイプを選ぶと安心です。
裏起毛は肌荒れの原因に。綿100%を選ぼう!
注意しないといけないのが、パジャマの裏地の素材。
冬のパジャマは子ども用であっても裏起毛が多いです。やっと裏起毛じゃないのを見つけたと思ったらポリエステルがかなり混ざっていることも。
綿100%がなかなか売っていません……やっと見つけたと思ったらけっこう高い。
でも、肌が弱い子は裏起毛のパジャマを着せると湿疹が出ます。
うちの娘は湿疹が出るタイプ。
肌着を着せて、直接肌に触れていないから大丈夫かなと思っていても首回りや足など肌着以外の部分が赤くなります。
そこから湿疹が肌着部分まで広がってきてしまいます。
肌が弱くなくても、冬は乾燥していて肌のコンディションは悪くなりがち。
普段は大丈夫だからと油断していると肌荒れを起こすかもしれません。
子どものパジャマは洗い替えを一緒に買いたいところですが、まず一着買って子どもの肌の様子を見て買い足しましょう。
綿100%でもキルト生地にしてあげるとあたたかいですよ。
お腹が出てしまう子が多いので、
- 上下くっついたパジャマにする
- 上下をボタンで留められるものにする
- 腹巻をつける
などの対策をしてあげると安心です。
最近は実店舗では裏起毛ばっかりで綿100%のパジャマが見つかりづらくなってきています。
ネットで注文してしまうのが楽ですよ。
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子供が布団を蹴る理由は”暑いから”!
子どもってめっちゃ布団をけりますよね。寝相も悪くて、気がついたら逆さになって足もとにいたなんてことも。
子どもは寝ながら、自分が一番ここちよく眠れる場所を探しています。
布団をけったり、もぞもぞ動いたりするのは居心地が悪いから。
暑いんです。
布団をけられるとママは心配して服をたくさん着せてしまいます。布団をかぶらないならせめて服を……って思いますもんね。で、気がついた時には、きちんと布団をかけてあげる。
暑いです。
子どもは体温が高いのでママが思った以上に暑いです。だから、たいてい肌着+綿パジャマで大丈夫。
私は寒いのでそのうえにフリースのパーカー着て寝ることもありますが、子どもにはそれでは着せすぎです。
寝ている時に子どもの顔が真っ赤になっていないか、汗をかいていないか確認しましょう。冬でもあせもができる子もいます。
とくに2歳くらいまでの子どもは乳幼児突然死症候群(SIDS)の危険もあります。冬の着せすぎが原因のひとつと言われているので注意したいですね。
スリーパーで体幹を温めよう
寒そうで心配になってしまった時は、スリーパーを使いましょう。
子どもは手足が冷えてしまっていても、体幹部分が温かければ大丈夫。
スリーパーなら布団からはみ出てしまっても暖は取れます。間から空気も通るので着せすぎにもなりません。
素材はさまざまありますが、綿素材のものとあたたか素材のものを一つずつ持っていると気温に応じて調整しやすいです。
綿素材のものを選んでおくと夏場の冷房対策にも使えますよ。
ハンスパンプキンのスリーパーは素材もよく、リバーシブルの2WAY仕様で人気です。
「ひよこクラブ」の付録に毎年付いてくるので、購読しているママはそちらを使ってもいいかも。
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2018年は2017年に引き続きこどもビームスとのコラボです。
2013年、2015年はSHIPS、2014年はL.L.Bean(※この年はスリーパーではなくフリースポンチョ)、2016年はリサ・ラーソンとコラボするなど、毎年おしゃれでかわいいスリーパーが付録としてついてくるので、11月号は人気なんですよ。
子どもが眠りやすいパジャマを着せてあげよう
- 肌着
- 綿100%のパジャマ
- スリーパー
子どものパジャマの基本は上記3点です。
もちろん地域や暖房の入れ方によっても違いが出てきます。
子どもの体温・肌質も人それぞれで、めちゃくちゃ寒がりの子もいますし、肌が強い弱いで素材も変わってきます。
その辺は基本をおさえつつ臨機応変に。安い裏起毛でも肌荒れ起こさなければラッキーくらいな感じで。
- 肌荒れを起こさない
- 汗をかかない
- お腹や体幹だけ冷やさない
この3つのポイントで選んであげてくださいね。