2~3歳向けの『こどもちゃれんじぽけっと』を1年間受講し、毎月、体験レポートを書いてきました。
今回はそのまとめ記事です。
『こどもちゃれんじぽけっと』ってどうなの? 何がいいの? と迷っていたら参考にしてみてください。
2016年4月~2017年3月の体験レポートです。
教材の種類や届く順番が年度によって異なりますので、ご注意ください。
こどもちゃれんじの教材は年々、改良されて進化していますが、ねらいや身に付くことは基本的には一緒です。
可能な限り、最新情報も載せていくようにします。
こどもちゃれんじぽけっと1年間で身についたこと
こどもちゃれんじぽけっとの教材のねらいは5つ。
- 言葉・知育(考える力)
- 生活習慣
- 思いやり・ルール・マナー
- 表現力
- 英語
2~3歳でとくに伸ばしたいのが「言葉」です。
言葉は絵本や図鑑などで教え込むこともできますが、状況と結びつけると理解が深まります。
こどもちゃれんじの教材を使うと、その場その場に合わせた言葉を無理なく覚えていくことができるんです。
生活習慣やルール・マナーなど、教えてあげたいんだけど、言葉ではなかなかうまく説明できないことも、教材でうまくイメージさせてくれています。
イヤイヤ期は自我が強くなる2歳前後から始まり、言葉でやり取りできるようになると徐々に治まっていきます。
こどもちゃれんじぽけっとで言葉を上手に吸収していき、お互い言葉で説明しにくい部分を補ってくれることで、イヤイヤ期も上手に乗り越えることができました。
ごっこ遊びがかなり得意になった
こどもちゃれんじぽけっとは、ごっこ遊びのエデュトイがかなり多いです。
お店屋さんごっこが4つ、お人形遊びが3つですね。
店員さんは、お客さんの言葉を理解し、それに合わせて商品を提供しないといけません。
お店屋さんごっこは、言葉を理解する力が身に付く大切な遊び。言葉の発達を目指したい2~3歳児には最適なんですね。
お人形遊びでは、お世話をしていくうちに思いやりの心が育ちます。うちはちょうど12月に下の子が産まれたので、いい予行練習になったと感じました。
これまでもごっこ遊びはしていたのですが、毎号いろいろな教材が届くので、いろいろな体験をさせてあげられたなぁと思います。
生活習慣やルール・マナーが勝手に身についた
魔の2歳児、生活習慣を身につけるのに苦労しているママも多いのではないでしょうか。
はみがき、きがえ、トイレ、手洗いなどの生活習慣は「自分でやってみよう」という意欲が大事です。
うまくやれないと「早く早く」と親が手を出しがちなところも。
でも、親に手や口を出されると反発したくなるのがイヤイヤ期。よけいに大変なことになりますよね。
「しまじろうがやるから私もやってみよう」という気持ちが、うまく後押ししてくれた気がしています。
まわりのママが「歯みがきしてくれなくて……」「きがえってどうやって教えればいいんだろう」と悩んでいるときに、うちはとくに悩んだ覚えがありません。
また、2歳児は興味の幅も広がるので、道やスーパーでも興味のあるものに突っ走っていきがち。
おでかけのときには手をつなぐことや、公共の場でのマナーをわかりやすく説明してくれるのも助かりました。
友だちと遊ぶときに順番を守らなければならないとか、だめなことをしたら「ごめん」を言うということも、DVDでイメージがわきやすかったようです。
まだまだ自分のやりたいことを優先してしまう歳ではありますが、大切な部分は理解できているのかなと思います。
無理なく工作ができるようになった
2ヶ月に1号届くアートブックで工作をうまく作れるようになりました。
娘は3月に発達検査を受けたことがあり、手先の器用さの部分が少し凹んでいる結果が出ました。
ただ、これは経験によるところもあるかもしれないということだったんです。折り紙なんてしたことがなかったですから。
アートブックでちぎる、折る、丸める、切るを少しずつ練習していくことで、だんだんと手先も器用になっていきました。
4歳になった今では、はさみも折り紙もとっても器用に使えています。
こどもちゃれんじぽけっとのデメリットをあげるとすれば?
やっぱり教材が多いことですね。
いい点でもあるのですが、増え続けるおもちゃの量に「しゅ、収納が……!」ってなります。
とくにうちは『こどもちゃれんじぷち』からやっていますので、2年分のエデュトイはかさばります。
けれど、ぷち時代のエデュトイはいまだに使っているほどのお気に入り。処分するわけにもいきません。
そう、こどもちゃれんじの教材って意外と長く使えるんですよ。頑丈ですし。
しかも、ずっと継続して使う教材であれば、紛失しても再送付してもらえます。エデュトイが故障した時にも、問い合わせをすれば交換してもらえます。
わが家もはてなんだくんを紛失したのですが、送ってもらえました。⇒こどもちゃれんじの教材を紛失してしまったら再購入は可能なの? 窓口に相談して聞いてみた。
こどもちゃれんじぽけっと体験レポート一覧
1年分の体験レポート一覧をまとめました。
エデュトイの名前にリンクが貼ってあります。興味のある号の体験レポートをぜひ読んでみてください。
エデュトイ | |
4月号 | いろかたちサンドイッチやさんセット |
5月号 | はたらくのりもの ねじブロック |
6月号 | はなちゃんおせわセット |
7月号 | はなちゃんねんねセット |
8月号 | はてなんだくん&おしゃべりえほん |
9月号 | うたあそびえほん |
10月号 | おしゃべりせんたくごっこ |
11月号 | おしゃべりピザやさん |
12月号 | おしゃべりレジセット |
1月号 | おふろでかずのはいたつごっこ |
2月号 | おしゃべりレストランセット |
3月号 | ひらがな・かず おふろポスター |
番外編1:こどもちゃれんじぽけっとEnglish
通常は1号のみ受講はできない『こどもちゃれんじぽけっとEnglish』が1号トライアルキャンペーンを行っていたので、受講してみました。解約電話し忘れて結局2号取りました……。
かなり満足する内容で、そのまま受講してもいいなぁと思えたほど。
このときのエデュトイは4歳になったいまでもたまに使っていますし、1歳の息子も気に入っています。
結局、まずは生活習慣や社会ルールを学べる通常の『こどもちゃれんじぽけっと』を優先させたかったこと、併用は金銭的に厳しかったことから受講は見送りました。
6月生まれの友だちは通常ぽけっとで学べることはすでにできるからとEnglishに切り替えていました。どちらが合うかまずは通常ぽけっとを受講して考えてみてもいいのかなと思います。
番外編2:『こどもちゃれんじぽけっと』卒業後の教材検討
『こどもちゃれんじぽけっと』のあとは、そのまま何もしなければ『こどもちゃれんじほっぷ』に進級します。
年少さんになると、ドラゼミ、Z会、ポピーなどの通信教材のほか、学研やくもんのような教室も対象年齢になってきます。
『こどもちゃれんじ』をそのまま続けるのか、ほかに乗り換えるのか、検討することになります。
ドラゼミ、Z会、ポピーと年少さん向けの教材も比較検討していますので、1年後のことも視野に入れて教材を選びたい方は参考にしてみてください。